タレミはポルトと契約延長せずイタリア挑戦を決意か。移籍が決まれば鎌田大地のミラン行きも完全消滅へ

2023年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルトガルで2度目の得点王に輝く

タレミの動向が鎌田のミラン行きに影響を及ぼす可能性も。(C)Getty Images

 ポルトで3年目を迎えた2022-23シーズン、イラン代表FWメフディ・タレミはプリメイラリーガで33試合・22ゴールを記録。2度目のリーグ得点王に輝いた。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ミランがタレミに関心を寄せており、獲得に向けて準備を進めているという。以前から興味を示していたアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタの去就が不透明で、モラタの代案としてタレミに白羽の矢が立った。
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 ポルトとの契約が残り1年のタレミも国外への挑戦を希望している。ポルトガル紙『A BOLA』の報道では、30歳のストライカーはポルトと契約を延長する意思はなく、退団に気持ちが傾いているようだ。

 今夏にはコロンビア代表MFマテウス・ウリベが移籍金ゼロでカタールのアル・サッドに移籍。彼も2022-23シーズンはリーグ戦で31試合に出場しており、クラブとしては2年連続で主力をフリーで放出するのは避けたいところだろう。

 ポルトは今夏にタレミの売却を検討しており、移籍金は2000万ユーロ(約31億円)と報じられている。イタリアメディア『Football Italia』は「ミランがタレミ獲得となれば、非EU圏枠の選手補強となり、鎌田大地とサムエル・チュクウェゼは獲得候補から外される」と伝えた。

 今夏にミランはイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークを補強しており、獲得できる非EU圏枠の選手はあと1人となっている。タレミがミランへ加入すれば、その枠が埋まるため鎌田のミラン行きの可能性は完全に消滅する。タレミの動向は、鎌田の今後にも影響を及ぼすだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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