「ロナウドは僕を必要としていない!」ユーベ退団のクアドラード、サウジには行かず欧州残留?「まだ情熱がある。競争が好き」

2023年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「将来、ユベントスやミランに行くコロンビア人」にメッセージ

ユーベでC・ロナウド(右)と共にプレーしたクアドラード(左)。(C)Getty Images

 ユベントスを退団したファン・クアドラードが、インタビューに応じた。イタリアメディア『Football Italia』が7月8日付けで伝えている。

 現在35歳のコロンビア代表MFは、2015年夏にチェルシーからユベントスにレンタル移籍すると、その2年後に完全移籍に移行。計8年在籍し、5度のセリエA制覇など数々のタイトル獲得に貢献した。

 輝かしい功績を残したクアドラードは、「誇りに思うよ。僕がユベントスで過ごした時間が何を意味するのか、何人かは理解し始めたところだろう」と満足気に語る。

「あのレベルで8年間プレーできたことを神に感謝するしかない。夢見ていたんだ。こんなに長く過ごすとは思わなかったよ。将来、ユベントスやミランに行くコロンビア人にも、このようなレガシーを残してほしい。誇らしい気持ちでいっぱいだ」
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 注目を集めているのが去就だ。新天地候補には、かつてユーベで共闘したクリスティアーノ・ロナウドら、名手が続々と参戦するサウジアラビアも挙がっているが、クアドラードはサッカーの中心地である欧州残留を示唆した。

「今のところ、僕にはまだ情熱があるし、競争が好きなんだ。それに、ロナウドはサウジアラビアにいるよね。彼は僕を必要としていない! 僕はとてもリラックスしている。何がベストなのかを考え、この決断に関して神に助けを求めている。代理人がヨーロッパに来ていて、色々な状況について話してくれたんだ。どれがベストか分析するよ」

 7番を譲り渡した仲でもあるC・ロナウドと、中東で再会する可能性は低そうだ。ワールドカップで日本を苦しめたコロンビアのレジェンドは、いったいどこに向かうのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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