【U-23日本代表】遅れてきた“ラッキーボーイ”。豊川雄太がチームに勢いをもたらす

2016年01月08日 サッカーダイジェスト編集部

ベトナム戦では胸トラップからボレーでネットを揺らす。

昨年末の沖縄・石垣島合宿から好調を維持する豊川。ベトナム戦でもしっかり結果を残した。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 リオ五輪アジア最終予選に向けてカタールで合宿中のU-23日本代表が7日、ドーハのアル・アハリ競技場でU-23ベトナム代表と対戦し、2-0で勝利した。前日6日のシリア戦に続いて非公開で行なわれたなか、11分にMF豊川雄太が先制ゴールをマーク。18分にはFWオナイウ阿道が続いた。
 
 手倉森誠監督が「序盤は良い形が続いた」と振り返ったように、素早く先手を取った。豊川のゴールは4-4-2の両サイドハーフが連動し、ゴール前へのクロスを右MFの矢島慎也が競って頭で落とし、左MFの豊川が落下点に飛び込んで決めたもの。
 
 胸トラップからの右足ボレーでゴールネットを揺らした豊川は「慎也君が頑張って落としてくれた。上手く決められたし、得点を決めたことは良かった」と振り返る。
 
 豊川は69分にMF南野拓実と交代するまで、相手の裏を狙う動きでチームを活性化。途中出場した前日のシリア戦と合わせて計90分間の調整を終え「上がってきてますね」と納得した。
 

次ページ手倉森監督もその動きを高く評価。

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