「俺のこと嫌いなのか」城彰二がパスを受けるのに苦労したMFを告白!「ボールスピードが異次元。シュート打ってるでしょ?」

2023年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「わざとやってるのかと」

アトランタ五輪でプレーする中田(左)と城(右)。(C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で、中田英寿のパスの凄さについて語っている。

 1996年のアトランタオリンピックで指揮を執った西野朗氏とその五輪代表の主将だった前園真聖氏をゲストに迎え、当時を振り返るなかで、やはり話題となったのは司令塔のヒデだった。

「ズドンとすごい球が来る。慣れるまでが大変だった」
 
 FWだった城氏は、中田からの強いパスを受けるのに苦労したようだ。「ボールスピードが異次元。シュート打ってるでしょ?というぐらい」「わざとやってるのかと。俺のこと嫌いなのかと」とジョークを交えながら回想している。

 指揮官だった西野氏も「わざとそういうボールを出してるのかと思うよね。なんで取れないんだという感じで要求していた。いま思えば、そのぐらいのパススピードじゃなきゃと思うんだけど」と振り返った。

 当時の五輪代表では、"世界基準"のパスを出すヒデに、周囲はなかなか付いていけなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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