土壇場の同点弾につながるファインセーブ
最終学年となる今年は開幕からゴールを守り続けている鈴木。「僕の実力はまだまだ」とさらなる成長を期す。写真:安藤隆人
プレミアリーグEAST第9節・市立船橋vs.青森山田の一戦は、前半に攻勢を仕掛けた市船がDF佐藤凛音のゴールで先制し、後半は青森山田が終始猛攻を仕掛け、後半アディショナルタイムのラストプレーでDF関口豪が執念の同点弾を叩き込んでドロー決着に終わった。
この激戦の影の主役となったのが、青森山田のGK鈴木将永だった。佐藤のゴールはどんなGKでも止めるのが厳しいほどのスーパーゴールだったが、それ以外のピンチでは冷静な判断と高い技術でゴールを許さなかった。
25分、MF森駿人のスルーパスに抜け出した市船のエースストライカー郡司璃来と1対1になるが、「10番(郡司)の動きと、味方がどのコースを切ってくれているかを見ながら判断した」と、無闇に食いつかずにしっかりと面を作った構えとサイドステップでコースを遮断し、郡司のシュートをブロック。
そして、鈴木の実力の高さが示されたのが、後半の2つのプレーだった。0-1で迎えた49分、市船の森が完全に抜け出して1対1となったが、「21番(森)が僕の動きを見ながら判断しようとしていたので、僕が先に動きすぎないことを意識した」と我慢比べを制して、森がファーに放ったシュートに対し、冷静に身体を広げてコースを消してストップした。
ここで追加点を奪われていたら一気に苦しくなったシーンだけに、まさにこのビッグセーブが、市船に傾いていた流れを食い止め、その後の青森山田の猛攻につなげた。
そして青森山田が押し込む展開で迎えた88分には、カウンターからゴール前で決定機を作られるが、「冷静に自分の体格を活かして、身体を大きく張るという決断ができた」とこれも落ち着いた判断でストップ。
この激戦の影の主役となったのが、青森山田のGK鈴木将永だった。佐藤のゴールはどんなGKでも止めるのが厳しいほどのスーパーゴールだったが、それ以外のピンチでは冷静な判断と高い技術でゴールを許さなかった。
25分、MF森駿人のスルーパスに抜け出した市船のエースストライカー郡司璃来と1対1になるが、「10番(郡司)の動きと、味方がどのコースを切ってくれているかを見ながら判断した」と、無闇に食いつかずにしっかりと面を作った構えとサイドステップでコースを遮断し、郡司のシュートをブロック。
そして、鈴木の実力の高さが示されたのが、後半の2つのプレーだった。0-1で迎えた49分、市船の森が完全に抜け出して1対1となったが、「21番(森)が僕の動きを見ながら判断しようとしていたので、僕が先に動きすぎないことを意識した」と我慢比べを制して、森がファーに放ったシュートに対し、冷静に身体を広げてコースを消してストップした。
ここで追加点を奪われていたら一気に苦しくなったシーンだけに、まさにこのビッグセーブが、市船に傾いていた流れを食い止め、その後の青森山田の猛攻につなげた。
そして青森山田が押し込む展開で迎えた88分には、カウンターからゴール前で決定機を作られるが、「冷静に自分の体格を活かして、身体を大きく張るという決断ができた」とこれも落ち着いた判断でストップ。
なかなかボールが来ない難しい状況のなかで、鈴木はいつカウンターが来てもいいように準備をしていたからこそのビッグセーブだった。
この3本のセーブがラストプレーとなるCKからの土壇場の同点弾を生み出した。
「失点の責任は僕にある。今年はプレミアで失点が多いので、1対1、シュートストップをかなり意識してやっていました。でも、今日も1失点しているという事実は変わらない。もっと自分の技術向上と連係強化で、チームとしてゼロに抑えないといけないと思っています」
試合後にこう反省を口にしたが、「鈴木選手の冷静な対応があったからこそ、追加点が奪われずに同点に追いつけたと思います」と返すと、「ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです」と素直な笑顔を見せた。
【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新18代目の凛美まで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
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「失点の責任は僕にある。今年はプレミアで失点が多いので、1対1、シュートストップをかなり意識してやっていました。でも、今日も1失点しているという事実は変わらない。もっと自分の技術向上と連係強化で、チームとしてゼロに抑えないといけないと思っています」
試合後にこう反省を口にしたが、「鈴木選手の冷静な対応があったからこそ、追加点が奪われずに同点に追いつけたと思います」と返すと、「ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです」と素直な笑顔を見せた。
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