イングランド２部のバーミンガム・シティが６月22日、ベルギー１部のアントワープから三好康児の獲得を発表した。契約は２年だ。

　日本代表でも５試合・２ゴールをマークしている26歳のレフティは、川崎フロンターレのユースからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスへの期限付き移籍を経て、2019年夏にアントワープへ活躍の場を移した。

　チームが66年ぶりにリーグ優勝した海外挑戦４年目の2022－23シーズンは、開幕から先発を続けるも、10月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、戦線離脱。懸命なリハビリを経て、最終節でようやくベンチ入りを果たした（出場機会はなし）。
【動画】もはや芸術！三好がアントワープ時代に見せた神トラップ

　新天地で完全復活が期待されるなか、イングランド２部の情報を日夜発信している『The Second Tier』の公式ツイッターが反応。「バーミンガムが日本代表のコウジ・ミヨシとサイン！ベルギーのアントワープではとんでもないファーストタッチを披露していた」と綴り、三好の神トラップを公開した。

　走りながら左足のヒールで完璧に収めた、芸術的なタッチは再び話題に。現地ファンから「Oh my word」「このタッチを見て契約書を送ったに違いない！」「我々は黄金のタッチを持つ選手を手にしたんだ」「大好きだ」といった熱いコメントが寄せられている。

　プレミアリーグ昇格を懸けて激戦が繰り広げられるイングランド２部には、同様に怪我からの復活を目ざす中山雄太（ハダースフィールド）も身を置く。東京五輪を共に戦った、同い年の日本人対決にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】新天地ユニ姿の三好康児＆インタビュー

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