「主将が躊躇なく同僚を叱責」三笘の得点時、10番の軽すぎる守備をペルーメディアが問題視!「前半で最も話題となった」

2023年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「寄せが甘く、何事もなかったかのようにパスを出された」

クエバ(左)に声を掛ける39歳の主将ゲレーロ(右)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 FIFAランキング20位の日本代表は6月20日、同21位のペルー代表と国際親善試合で対戦。伊藤洋輝の先制点を皮切りに、三笘薫、伊東純也、前田大然が効率よく加点し、4-1で快勝を収めた。

 5日前のエルサルバドル戦(6-0)に続いてのゴールラッシュで、日本が歓喜に沸くなか、敗れたペルーのメディア『infobae』は、三笘に追加点を奪われたあとのやり取りに着目。「パオロ・ゲレーロは、日本の2点目のゴール後、クリスティアン・クエバを叱責した」と見出しを打ち、こう伝えている。

「37分、日本チームがビルドアップした際、クリスティアン・クエバの寄せが甘く、何事もなかったかのようにパスを出された。そしてクエバは、少しスピードを落とし、相手が(GKの)ペドロ・ガジェセが守るゴールに到達するのを突っ立ったまま見守っていた。ミトマはミスをせず、チームの2点目を奪った。

 ミトマが日本の2-0を祝っている間、ゲレーロはクエバに近づき、全てを打ち明けた。躊躇なくチームメイトを叱責したのだ。この瞬間は見逃されることなく、この試合の前半で最も話題となった」
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 映像で振り返ってみると、左サイドハーフで先発した10番のクエバは、右SBの菅原由勢にプレッシャーをかけるもどこか中途半端で、伊東純也への縦パスを許す。そこからサイドチェンジされ、日本のゴールに繋がっていた。

 また、逆サイドにボールが渡ったあとは軽いランニングで、守備強度を落としていた点も、39歳の主将ゲレーロの怒りを買ったようだ。

 相手の隙を見逃さず、華麗に完結させた日本の攻撃も見事だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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