求められる広範囲の守備
第二次森保Jの主将に就任した遠藤。代表でもボランチほかインサイドハーフでの起用も試したい。写真:梅月智史
6月シリーズの2戦目・ペルー戦が20日夜、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行なわれる。15日のエルサルバドル戦に続く勝利を挙げたい日本代表で、森保一監督は前回からスタメンを6人入れ替えて、FIFAランク同等の南米の強豪に立ち向かう構えだ。
【ペルー戦のスタメン予想】エルサルバドル戦から6人を入れ替え。注目の1トップは…
基本布陣は前回同様の4-3-3(4-1-4-1)で、中盤の構成はアンカーの遠藤航(シュツットガルト)、インサイドハーフは鎌田大地(フランクフルト)と旗手怜央(セルティック)がスタートから出る見通し。途中から旗手と代わって川辺駿(グラスホッパー)が入る可能性が高い。
いずれにしても、前回欠場したキャプテンが攻守両面をけん引していくのは間違いないだろう。
「常に言ってますけど、2人の良さをどう出していくかというところだと思うし、いろんな組み合わせを試していくところで言うと、2人もたぶん、問題なくやれると思う。立ち位置だったり、ボールの動かし方だったり、守備の確認もですけど、そういうことをシンプルにやっていきます」と、遠藤は統率役としての責務を果たす覚悟だ。
彼が配球やパス出しの舵取りをすることで、鎌田・旗手の新コンビ、伊東純也(スタッド・ランス)・古橋亨梧(セルティック)・三笘薫(ブライトン)の矢のような前線3枚を円滑に動かすことが可能になる。30歳のクレバーなMFは、そのツボをよく理解しているに違いない。
【ペルー戦のスタメン予想】エルサルバドル戦から6人を入れ替え。注目の1トップは…
基本布陣は前回同様の4-3-3(4-1-4-1)で、中盤の構成はアンカーの遠藤航(シュツットガルト)、インサイドハーフは鎌田大地(フランクフルト)と旗手怜央(セルティック)がスタートから出る見通し。途中から旗手と代わって川辺駿(グラスホッパー)が入る可能性が高い。
いずれにしても、前回欠場したキャプテンが攻守両面をけん引していくのは間違いないだろう。
「常に言ってますけど、2人の良さをどう出していくかというところだと思うし、いろんな組み合わせを試していくところで言うと、2人もたぶん、問題なくやれると思う。立ち位置だったり、ボールの動かし方だったり、守備の確認もですけど、そういうことをシンプルにやっていきます」と、遠藤は統率役としての責務を果たす覚悟だ。
彼が配球やパス出しの舵取りをすることで、鎌田・旗手の新コンビ、伊東純也(スタッド・ランス)・古橋亨梧(セルティック)・三笘薫(ブライトン)の矢のような前線3枚を円滑に動かすことが可能になる。30歳のクレバーなMFは、そのツボをよく理解しているに違いない。
と同時に、アンカー脇のスペースを相手に突かれないように、守備バランスの整備も重要になる。ワールドカップ予選やコパアメリカなどでブラジル、アルゼンチンの両大国と対峙し、数々の修羅場をくぐってきたペルーは堅守からのカウンターに長けている。日本の中盤に少しでも綻びが生じれば、そこを狙われるのは自明の理だ。
今季のシュツットガルトで8番のポジション(インサイドハーフ)に入っていた遠藤は、時に最終ラインまで下がって守備のカバーリングをしていた。今回の代表でも広範囲な守備が求められてくる。
周りを的確に動かし、穴を作らないように仕向けていければ、日本は不用意な失点をしないはず。遠藤には重責が託されるのだ。
その遠藤と、エルサルバドル戦でアンカーを務めた守田英正(スポルティング)が目下、鉄板ボランチと位置づけられているのは、誰もが認めるところ。所属クラブでの動向、負傷離脱中の田中碧(デュッセルドルフ)の去就を含む今後にもよるが、彼らが2026年の北中米W杯までボランチ陣をリードしていくのは間違いなさそうだ。
【PHOTO】森保監督が選手の大幅入れ替え明言!明日のペルー戦に向けトレーニングを行う日本代表!
今季のシュツットガルトで8番のポジション(インサイドハーフ)に入っていた遠藤は、時に最終ラインまで下がって守備のカバーリングをしていた。今回の代表でも広範囲な守備が求められてくる。
周りを的確に動かし、穴を作らないように仕向けていければ、日本は不用意な失点をしないはず。遠藤には重責が託されるのだ。
その遠藤と、エルサルバドル戦でアンカーを務めた守田英正(スポルティング)が目下、鉄板ボランチと位置づけられているのは、誰もが認めるところ。所属クラブでの動向、負傷離脱中の田中碧(デュッセルドルフ)の去就を含む今後にもよるが、彼らが2026年の北中米W杯までボランチ陣をリードしていくのは間違いなさそうだ。
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