川崎フロンターレの裏側に密着!!5月30日のNHK「100カメ」でプロスポーツクラブとして初登場

2023年05月29日 サッカーダイジェスト編集部

熱いディレクターのもとで撮影が実現

多くのサポーターが集まることで知られる川崎の本拠地・等々力。その裏側へと潜入する。(C)SOCCER DIGEST

 気になる場所に100台の固定カメラを設置して人々の生態を観察するNHKのドキュメンタリー番組「100カメ」。オードリー(若林正恭・春日俊彰)が司会を務めることでも知られるこの番組に、なんと川崎フロンターレが登場することが決まった。

 舞台は川崎のホームスタジアムである等々力陸上競技場。"戦っているのは選手・監督だけじゃない""クラブスタッフ、サポーター、全員が団結しないと試合は開催できない!!"ということで、試合開始6時間前から横断幕などの仕込みを始めるサポーター、日本代表の森保一監督の視察対応に奔走する運営スタッフ、スポンサーをもてなす社長……みんなでスタジアムの雰囲気を作り上げていく様子に、オードリーも「見に行きたくなった!!」と絶賛する内容になっているのだとか。
 
 関係者によると、同番組でプロスポーツクラブの裏側を見せるのは初めての試み。番組からクラブへ声がかかったのは2022年9月で、番組側は事前にスタジアムを何度も視察してカメラの場所を設定。放送までの約9か月もの月日が凝縮されているという。

 クラブ側としては当初は裏側を見せることに対して様々な意見もあったが、フロンターレの事業のPRやサッカークラブの仕事について多くの人に理解してもらえる良い機会と判断し実施。クラブスタッフの間でオードリーのファンや番組の視聴者が多くいたことも実現につながったという話だ。

 番組では普段は映像カメラが入らないロッカールームでの円陣や試合中のアップルームの様子も、チームの許可を得て部分的に撮影。前日の事務所での準備や会議の様子など泣く泣くカットしたシーンもあったとのこと。

 撮影はカメラ100台、合計1600時間にも及び、主要なスタッフや関係者は小型マイクも装着。すべての映像と音声を確認するのに2か月以上を要したという力作である。

 クラブ関係者によると「恥ずかしがり屋のスタッフやカメラに映ることを躊躇するスタッフも多かったが、NHKの担当ディレクターが熱心に何度もクラブ事務所や試合会場に足を運んで説得していただき、実現した。担当ディレクターはとても熱心な方で、年始の沖縄キャンプに取材に来たり、第2節のアウェー・鹿島での試合では応援席でサポーターとともに声を出していた」とのことだ。

 放送日は5月30日(火)23:00~23:29。川崎の裏側に迫った内容は要注目だ。

 番組の詳細は以下の通り。

■番組名
「100カメ 川崎フロンターレ」

■放送局
NHK総合(全国放送)

■放送日
5月30日(火)23:00~23:29
◇配信サービス「NHKプラス」でも配信
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023053030253
※配信期限:5月30日(火)午後11:00~6月6日(火)午後11:28 まで

■番組HP
川崎フロンターレ Jリーグ屈指の強豪 試合の舞台裏に密着! - 100カメ - NHK

■司会
オードリー(若林正恭・春日俊彰)

■公式Twitter
100カメ公式(@nhk_100CAM)さん / Twitter

構成●サッカーダイジェスト編集部
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