セルティック旗手怜央、1か月半ぶり復帰も現地メディアは厳しい評価「上品さはなかった」「66分にイワタと交代も納得」

2023年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレーに威厳があり、物事を動かしていた」と称賛も

怪我から復帰後、即先発した旗手。(C)Getty Images

 現地時間4月30日に開催されたスコティッシュカップの準決勝で、日本人5選手を擁するセルティックは、宿敵レンジャーズと対戦。前田大然の絶妙なアシストでジョッタが奪った1点を守り切り、1-0で接戦をモノにした。

 この伝統のオールドファームで、怪我で離脱していた旗手怜央が、およそ1か月半ぶりに復帰。即先発を果たした。しかし、いきなりの大一番で難しさがあったか。パスミスなど、らしくないシーンが散見され、66分に岩田智輝と代わってベンチに下がった。

 離脱前までスコットランドリーグMVP級の活躍を続け、プレーの基準がかなり上がっていただけに、現地メディアからの評価はやや厳しいものに。採点記事で『THE CELTIC WAY』は「5点」、『Daily Record』は「6点」を付け、本調子ではないと伝えた。

『THE CELTIC WAY』
「彼はペースを掴めていなかった。66分に同胞のイワタと交代したのは驚きではなかった」

『Daily Record
「長期離脱から復帰。リズムを掴むのに少し時間が掛かり、日本人は、その上品さを見せつけられなかった。後半に交代」
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 一方で、『Glasgow Live』と『football scotland』の採点は、まずまずの結果に。いずれも「7点」で、それぞれこう評した。

『Glasgow Live』
「負傷離脱から復帰したにもかかわらず、場違いな印象を与えることはなかった。66分に交代するまで、プレーに威厳があり、物事を動かしていた」

『football scotland』
「3月18日以来の出場となった。日本人プレーメーカーの中盤でのプレーに違和感を覚えることはなかった。66分に退く」

 旗手は徐々に試合勘を取り戻し、5月13日に今度はリーグ戦で宿敵と相まみえる際には、120%のパフォーマンスを披露できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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