17戦ぶり先発落ちの三笘薫、途中出場から抜群の存在感!鬼プレスで得点も演出!ブライトンはウルブスに6ー0爆勝

2023年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

面白いようにゴールが決まり、お祭り状態に

途中出場で抜群の存在感を示した三笘。(C)Getty Images

 現地時間4月29日に開催されたプレミアリーグ第34節で、8位のブライトンは、13位のウォルバーハンプトンとホームで対戦。三笘薫は中2日の過密日程を考慮してか、体調不良でメンバー外となったカタール・ワールドカップ直前のアストン・ビラ戦以来、リーグ戦では17試合ぶりに先発を外れた。

 3日前、下位のノッティンガム・フォレストに痛恨の逆転負けを喫したブライトンは、開始6分でいきなり先制に成功する。ウェルベックの巧みなフリックから、ウンダフが流し込んだ。昨季は三笘と同じくユニオン・サン=ジロワーズでプレーしたドイツ人FWは、待望のプレミアリーグ初ゴールとなった。

 勢いに乗るホームチームは、13分にエンシスのラストパスからグロスが冷静にフィニッシュ。追加点を挙げると、26分にもグロスが鮮やかなミドルシュートを叩き込み、リードをあっという間に3点に広げる。

 なおも押し込むなか、39分に今度はウェルベックがヘッドでゴール。なんと4-0で前半を終える。
 
 やられ放題のウルブスは、後半の頭からファン・ヒチャンらを投入し、状況の打開を試みるが、次にスコアを動かしたのもブライトンだ。48分にウェルベックがペナルティエリア手前から左足でネットを揺らした。キレキレの32歳はこれで2ゴール・1アシストとなった。

 迎えた56分には、ブライトンが2枚替えを敢行。満を持して三笘と、前節に加入後初ゴールをマークした18歳のブオナノッテを送り込む。

 すると、三笘は直後にさっそく左サイドを突破し、ビッグチャンスを演出。しかし、得点には結びつかない。日本代表MFはさらに62分にもエリア左を攻略するも、ヌネスに倒される形に。会場からは一斉にPKを求める声が上がったものの、笛は吹かれない。

 それでも66分、三笘のエリア手前での猛烈なプレスからショートカウンターを発動。最後はウンダフが華麗なループショットを沈め、相手の息の根を完全に止める6点目を奪う。

 面白いようにゴールが決まり、お祭り状態になったブライトンはその後も攻め続け、82分には三笘が三度、左サイドを切り裂くが、決定的な仕事にはつながらず。結局6-0で衝撃の大勝を収め、欧州カップ戦出場へ貴重な勝点3を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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