【森保ジャパン26選手の通信簿】「A」評価は4人。最も「S」に近かったのは三笘薫ではなく…

2023年03月31日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

デビューのバングーナガンデは上々

1-1のドローに終わったウルグアイ戦の先発メンバー。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 第二次森保ジャパンで最初の活動となった3月シリーズは、ウルグアイ(1-1)とコロンビア(1-2)と戦い、1分け1敗に終わった。招集された26選手について、この2試合のパフォーマンスを5段階(S、A、B、C、D)で評価した。残念ながら、「S」に値する選手はいなかった。

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【GK】
1大迫敬介[評価]-
 出番なし。まずは谷との第2GK争いを制したい。

12谷 晃生[評価]-
 大迫と同じくピッチに立てず。この悔しさを次に繋げられるか。

23シュミット・ダニエル[評価]B
 2試合ともフル出場で計3失点。ビルドアップで貢献し、コロンビア戦では好セーブを連発したが、セットプレー時の対応などややヒヤリとさせた場面もあっただけに、厳しめだがBに留めた。

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【DF】
2菅原由勢[評価]B
 2戦とも右SBで先発。ウルグアイ戦で見事なパスで浅野の決定機を演出するなど全体的には好印象で、「A」評価に近い。守備の局面での対応などは課題も残った。

3橋岡大樹[評価]-
 与えられた出場時間はウルグアイ戦の数分間のみで、悔しい結果となった。年下の菅原との序列をひっくり返せるか。

4板倉 滉[評価]B
 2戦とも先発フル出場した新ディフェンスリーダーの出来は悪くなかったが、彼の能力からすればこのぐらいは当然か。コロンビア戦の同点弾のシーンは、なんとかしてほしかった。

5バングーナガンデ佳史扶[評価]B
 コロンビア戦で代表デビュー。前方の三笘との連係も良好で、初キャップにとしては上々。今後は、得意の攻撃参加など持ち味を発揮していきたい。

16町田浩樹[評価]-
  怪我の冨安健洋に代わって初招集も出番はこなかった。

24瀬古歩夢[評価]B
 デビューを飾ったウルグアイ戦では、スイスで向上した1対1の強さを披露。次戦で、バングーナガンデの故障によって緊急投入された直後に失点に絡んだのはやや不運だった。

24藤井陽也[評価]-
 出場機会はなし。初めて代表入りした経験を今後に活かしたい。

26伊藤洋輝[評価]B
 左SBで先発したウルグアイ戦は三笘とのコンビネーションが悪く「C」評価も、CBでデュエルの強さを発揮したコロンビア戦は「A」に値。結果、「B」に落ち着いた。

27半田 陸[評価]-
 同じパリ五輪世代のSBバングーナガンデが代表デビューを飾った一方で、ピッチに立てなかった。

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