【プレミア現地コラム】快足のシンデレラボーイ、ヴァーディーのメガクラブ移籍が間近!? 一押しはリバプールだ

2015年12月03日 山中忍

トッテナムとリバプールに加えて最近はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの興味も。

プレミアリーグの連続得点記録を更新したヴァーディー。2016年の移籍マーケットでも主役を演じそうだ。 (C)Getty Images

 11月28日のマンチェスター・ユナイテッド戦(試合レポートはこちら)で、プレミアリーグの新記録となる11試合連続得点を達成したジェイミー・ヴァーディー。開幕からの14試合で14ゴールと爆発しているレスターのストライカーは、第二次大戦前から破られていないイングランドのトップリーグ記録、「12試合連続」が射程圏内だ。
 
 3年半前までセミプロだった28歳のシンデレラストーリーは、ハリウッド映画化の話もあるという。
 
 もちろん、もっとも大切なのはピッチ上でのサクセスストーリーを継続させること。解説者を務めていたガリー・ネビル(現バレンシア監督)が「トップ6の常連クラブが欲しがっても当然」と評する株価急騰中のヴァーディーは、さらなるステップアップの移籍が現実味を帯びている。
 
 序盤戦から移籍先の候補として挙がっているトッテナムとリバプールに加え、最近はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの興味も伝えられるようになった。
 
 そのスピードとゴールを目指す闘争本能は、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も認める魅力。国産の新星には「ホームグロウン選手」に飢えるマンチェスター・シティの触手が伸びても不思議ではない。
 

次ページ現実的なのは来夏のメガクラブ行き。

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