「1.5軍にドロー」「辛うじて敗北を免れた…」新生森保J初陣に韓国メディアは厳しい見出し。三笘は“ワールドクラス”と評価

2023年03月25日 ピッチコミュニケーションズ

韓国メディアの関心はウルグアイに注がれている印象

日本はウルグアイと1-1のドロー。途中出場の西村(19番)が同点ゴールを挙げた。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

[キリンチャレンジカップ]日本 1-1 ウルグアイ/3月24日/国立競技場

 新生・森保ジャパンの船出となった3月24日の日本代表対ウルグアイ代表戦の試合結果は、韓国でも多くのメディアで紹介されている。

「日本、ウルグアイと1-1のドロー」(スポーツメディア『SPOTV NEWS』)、「日本対ウルグアイ、バルベルデ先制ゴール、西村が同点ゴールで1-1のドロー」(総合メディア『メディア・ペン』)などのほか、「韓国と引き分けたウルグアイ、日本とも引き分け」(通信社『newsis』)「"すぐ訪韓"ウルグアイ、日本にドロー」(サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』)、「韓国と再対決を控えたウルグアイ、日本に1-1の引き分け」(通信社『聯合ニュース』)といったウルグアイを主語にしたメディアも多い。

 ウルグアイ代表と韓国代表は、昨年12月のカタール・ワールドカップでグループステージを戦っただけでなく、3月28日にはソウルで親善試合を行なうとあって、韓国メディアの関心は森保ジャパンよりもウルグアイ代表に注がれているような印象だ。
 
 選手をクローズアップしている記事も、「日本相手にゴールのバルベルデ、やはり警戒対象1号」(総合メディア『デイリー・アン』)とウルグアイのほうが多かった。そんななか、日本人選手で取り上げられていたのは三笘薫だった。

『スポーツ韓国』は「両国の核心選手、三笘vsバルベルデ、ワールドクラスであることを見せた」と題した記事の中で次のように三笘を評価している。

「三笘は自分の長所を十分に見せつけた。三笘が自陣から相手のペナルティボックスまで、速く長いドリブルを駆使したことが最も脅威的だった。三笘は自身の長所であるドリブルでウルグアイを後ろに退け、揺らした。三笘のドリブルが良すぎて、ウルグアイの守備もどうすればいいか分からないでいるようだった。雨がたくさん降る水中戦となったため、短いパスプレーが難しくなるなか、相手を揺さぶる三笘のドリブルは日本にとって大きな助けになった」
 

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