「熊田は肘でボールに触れた。ハンドだ」U-20日本代表の決勝弾が対戦国・中国で物議!“訴え”が認められずファン怒り「AFCの恥知らず」

2023年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中国サッカー界は悪いニュースを受けた」

熊田(左)の決勝弾を中国サイドは不満に感じているようだ。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

 判定が物議を醸しているようだ。

 U-20日本代表は3月3日に行なわれたU-20アジアカップのグループステージ(D組)第1節で、U-20中国代表と対戦。2-1で逆転勝利を収めた。

 開始6分にオウンゴールで先制を許したものの、途中出場のFW熊田直紀が66分と70分に続け様にネットを揺らし、試合をひっくり返している。

 ただ、その熊田が2点目を決める前に、クロスに対してボレーで合わせようとした際、手にボールが当っていたのがハンドだとして、中国サイドは不満を持っているようだ。

 中国のスポーツメディア『新浪体育』は5日、「AFC(アジアサッカー連盟)は物議を醸す決定を下した。中国サッカー界は悪いニュースを受け、ファンは不満を漏らした」と題した記事を掲載した。
 
 同メディアは、馬徳興記者が次のように伝えたと報じている。

「中国のコーチングスタッフも、日本のスコアラーである熊田が肘でボールに触れたことに気づいた。最新のFIFA審判規則によると、意図的であろうとなかろうと、ボールの軌道が変更した場合、それはハンドになるべきだ。だが、AFC はレフェリーのペナルティについて参加チームからの抗議を一切受け付けていない」

 記事は「馬氏の報告から、中国サッカー界が悪いニュースを受け取ったのが分かる。AFCは参加チームが審判に問いただすのを許可していない。レポーターはそれ以上の情報を明らかにしなかったが、AFCの運営は依然として多くのファンから苦情を集めた」と報道。

「AFCは恥知らずだ、なぜ訴えが許されないのか」「AFCは本当に黒い」「中国代表のレベルは低いが、AFCは確かに黒だ。多くの重要な試合で理解した」という怒りの声が上がっているという。

 決勝ゴールとなっただけに納得がいかないようだ。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「ハンドだ」と中国で物議!U-20日本代表の熊田が決めた決勝ゴール

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グループステージ第2戦
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