「本当に後悔した」吉田麻也、W杯アジア予選での発言に“自責の念”「監督もびっくりしたと思う。何こいつ勝手に言ってんだと…」

2023年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「終わってから判断してもらえればいいと思います」

サウジアラビア戦後の発言をについて回想した吉田。(C)Getty Images

 昨年のカタール・ワールドカップで森保ジャパンのキャプテンを務めた吉田麻也が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。親友の内田篤人氏と日本代表などをテーマに語り合った。

 その中で、最初の3試合で1勝2敗と一時は窮地に立たされたW杯のアジア最終予選を振り返り、「コロナでスケジュールがタイトになったせいで本当に苦しかった」と吐露。「立て直す時間とコンディションを取り戻す時間がなかった」とその難しさを明かした。

 第3節のサウジアラビア戦に敗れた後には、次のようにコメントし、小さくない反響を呼んでいた。

「もちろん批判されることは分かっていますが、まだ終わっていないので、終わった時にジャッジしてもらえればいいと思っています。その時に結果がでなければ、もちろん協会、監督、選手も責任を取る覚悟ができていると思っているので、終わってから判断してもらえればいいと思います」
 

 この発言について、内田氏が「言っちゃったもんね、麻也」と突っ込むと、吉田は「周りの人には言ったけど、本当に後悔したからね」と返答。笑いながら、こう続けた。

「監督もびっくりしたと思う。監督も協会の人も何こいつ勝手に言ってんだと思ったと思う」

 つい勢い余っての発言だったようだが、翌節のオーストラリア戦から6連勝で一気に本大会出場を勝ち取った森保ジャパン。プレッシャーを掛けた効果は、少なからずあったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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