今冬、シュツットガルトに加入した原口元気は、すでにチームに大きな影響を与えているようだ。独大手紙『Bild』が伝えている。
【動画】シュツットガルト原口元気＆遠藤航が絶妙アシスト！３－０で快勝したケルン戦をチェック

　今季の前半戦はウニオン・ベルリンでプレーしていた原口は、チームが一時はトップに立つ大躍進を見せる中で、思うように出場機会を得られずにいた。そして今冬、遠藤航と伊藤洋輝が所属するシュツットガルトに移籍。残留争いをするチームに戦いの場を移した。

　その新天地では、加入翌日に公式戦デビューを果たすと、その後の３試合にも先発出場。２月18日に行なわれたケルン戦（３－０）では、移籍後初アシストをマークするなど、リーグ戦７試合ぶりの勝利に貢献した。
 

　同メディアは、新天地で早速躍動する原口のコミュニケーション能力を高く評価しており、「シュツットガルトがまさに求めていた存在だ」と紹介している。

「寡黙なタイプの遠藤航とは対照的な存在だ。トレーニング中には、常に指示を出し、チームメイトと談笑する姿もよく目にする。合流した最初の数日は、自分から新しい仲間に近づいていき、チームメイトみんなに話しかけていた」

　また、シュツットガルトのスポーツディレクターであるファビアン・ウォームゲムート氏も、「ゲンキは中盤をより安定させてくれた。彼は我々のゲームに安心感をもたらし、多くの新しい選択肢と柔軟性を与えてくれる」と賞賛。早くも信頼を寄せているようだ。

　ドイツで９シーズン目を迎えている経験豊富な30歳はチームを残留に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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