「真剣な候補」スコットランドでは選手だけでなく監督もJ経験者が人気? アバディーンが前浦和指揮官を招聘か。ポステコグルーと再戦も

2023年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

約1か月にわたって正式な後任監督が決まっていない

昨シーズンまで浦和を指揮したロドリゲス監督。(C)Getty Images

 イングランドでサッカーを学んでいた指揮官が、スコットランドで新たな冒険を始めるのだろうか。

『Press and Journal』の報道として『THE Sun』や『Daily Record』などスコットランドの複数メディアが報じたところによると、前浦和レッズ監督のリカルド・ロドリゲスが、アバディーンの指揮官に就任するかもしれないという。

 ロドリゲスは2017年から4年にわたって徳島ヴォルティスを率い、2020年にJ2優勝とJ1昇格を達成。2021年には浦和レッズの指揮官となり、天皇杯やスーパーカップを制してタイトルをもたらした。J1とJ2の優秀監督賞を受賞している。

 2022年シーズンをもって浦和を退団したロドリゲスは先月、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューで、イギリスで英語やイングランドのサッカーを学んでいると明かした。アーセナルやフルアム、チャールトン、リーズなどの試合を観戦し、その雰囲気に魅了されたと話している。
 
 このとき、Sky Sportsは、ロドリゲスがイングランド2部のチャンピオンシップや3部リーグ1で指揮を執ることも厭わない姿勢と報じていたが、新たな機会はイングランドでなくスコットランドにあるのかもしれない。

 スコティッシュ・プレミアシップで7位のアバディーンは、ジム・グッドウィン前監督を解任して以降、約1か月にわたって正式な後任監督が決まっていない状況だ。新監督探しを進めるなかで、ロドリゲスが「真剣な」候補になっているという。

 昨季のリーグ戦を制し、今季も連覇に向かっているセルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、横浜F・マリノスで采配を振るったのは周知のとおり。Jリーグで対戦した2人の外国人監督が、舞台をスコットランドに変えて再び対決するかもしれない。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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