長友は「ベンチからチームを鼓舞する姿も素晴らしかった」
森保監督は3月の代表戦でどんなメンバーを招集するのか。写真(就任会見時のもの):金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2023年2月18日、FC東京対浦和戦を視察した森保監督が、試合後に囲み会見を行なった。FC東京が浦和に2−0と勝利したゲームについて、「すごくいい試合でした。前半から激しく、厳しく、ボールを奪ったらゴールに向かう姿勢が素晴らしかったです」と振り返った同監督は、中盤の一角でフル出場した松木の印象を訊かれると次のように回答した。
「存在感があって、気持ちもこもっていた。局面で勝っていくというチームを鼓舞しながら自分もアグレッシブに前を向いてプレーするところが良かったです」
「存在感があって、気持ちもこもっていた。局面で勝っていくというチームを鼓舞しながら自分もアグレッシブに前を向いてプレーするところが良かったです」
また、途中出場した長友についても言及している。
「良かったと思います。ブラボーと言いたいところですが(笑)。ベンチからチームを鼓舞して、戦っている姿勢を示していましたし。ピッチにいなくてもチームの一員として戦っている姿は本当に素晴らしかったです。ピッチに立てば守備を意識しつつ積極的に攻撃参加をして、何度もペナリティエリアに入っていくところは、サッカーというスポーツが魅力的であることを証明してくれていると思いました」
さらに、浦和の酒井について「怪我明けで、コンディション的に100パーセントではなかったと思いますが、チームを支えながら前に飛び出していくプレーをしていた」と話した森保監督。3月の代表戦は「ワールドカップのメンバーをベースにします」と明言しているが、そこに松木のような国内組、若手を組み込むのか。そして、長友や酒井は第二次政権の初陣でも呼ばれるのか。注目される。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)