バイエルンに敗戦後、メッシとネイマールが11か月ぶりに見せた行動とは?

2023年02月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

他の選手ならごく当たり前の光景だが…

バイエルンとの第2レグではより一層の奮起が期待されるメッシとネイマール(右)。(C)Getty Images

 現地時間2月14日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド・オブ16の第1レグで、パリ・サンジェルマンはバイエルンとホームで対戦した。

 試合はバイエルンに主導権を握られ、自陣に押し込まれる展開が続いた。53分、キングスレー・コマンに決勝ゴールを決められて0-1で敗戦。パリSGも怪我から強行復帰したエムバペがネットを2度揺らすもオフサイドでゴールは認められなかった。

 試合終了後、リオネル・メッシとネイマールが"意外"な行動を見せた。ゴール裏で応援するウルトラス(サポーター集団の通称)の元へ挨拶に向かったのだ。

 他の選手ならごく当たり前の光景だが、フランスメディア『RMC Sport』は、「メッシとネイマールがチームメートと一緒にゴール裏へ挨拶に行ったことは珍しい出来事だ」と指摘した。

 それもそのはず、彼らが最後にゴール裏に向かったのは11か月前の22年3月13日まで遡るのだ。

【画像】バイエルンに敗戦後、ウルトラスの下へ向かったメッシとネイマール
 
 きっかけは21-22シーズンのCLラウンド・オブ16第2レグでレアル・マドリーに逆転負けを喫した直後のホーム、ボルドー戦。3-1で勝利したものの、ゴール裏のサポーター集団がキリアン・エムバペに歓声を送る一方で、R・マドリー戦の戦犯としてメッシとネイマールにブーイングを浴びせたのだ。

 以来、二人はウルトラスとの対立を深め、試合後すぐにロッカールームへと引き上げるのが恒例となっていた。

 ただ、この日はエムバペが途中出場するまで劣勢だったにも拘わらず、最後までピッチで戦う選手たちを応援し続けたウルトラスに対し、彼らの中で何らかの気持ちの変化があったのかもしれない。

 大一番でバイエルンに敗れ、11シーズンぶりの公式戦3連敗を喫したパリSG。第2レグで、ウルトラスを含むファンに逆転勝利を届けることができるか。

 バイエルンとの第2レグは、日本時間3月9日の朝5時にキックオフする。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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