【J1マッチレポート】FC東京×鳥栖|FC東京が痛恨のドロー。G大阪に抜かれ、チャンピオンシップ出場を逃す

2015年11月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

ゴールに迫るも最後までネットを揺らせず……。

最後まで必死に攻めたFC東京だったが、鳥栖の守備を崩せなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1第2ステージ17節、FC東京と鳥栖のゲームは0-0で終了。FC東京はこの日、山形を下したG大阪に年間順位で抜かれ、チャンピオンシップの出場権を逃した。
 
 まず攻めに出たのが、勝てばチャンピオンシップ出場権を得られるFC東京だった。8分には東が左サイドを、16分には河野が右サイドを突破し、チャンスを演出する。しかし、鳥栖の集中した守備を崩せず。
 
 一方、鳥栖は28分に、得意のカウンターを発動。水沼が抜け出し、折り返しを早坂が狙うが、シュートはわずかにバーの上に外れた。その後は両者ともにゴールを奪えず、スコアレスで折り返す。
 
 後半はゴールが欲しい、FC東京がさらに前に出る。それでも決定機を作れずにいると、フィッカデンティ監督が動く。53分に河野に代えて中島を投入。すると、鳥栖も63分に池田に代えて、豊田をピッチへ。両チームとも、試合を動かそうと交代カードを切った。
 
 FC東京はその中島らを中心に鳥栖ゴールに迫ると、71分にはビッグチャンスを迎える。東がクロスを送ると、ゴール前で混戦になるが、押し込むことはできず。79分には徳永がゴール方向へクロスを上げるが、これも鳥栖DFがクリアする。FC東京はその後も鳥栖ゴール前にボールを送り続けるが、最後までネットを揺らせず。
 
 0-0で引き分け、念願のチャンピオンシップ出場は叶わなかった。
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