【J1最終戦展望】柏‐新潟|日立台での今季ラストマッチ。吉田監督の花道を勝利で飾れるか

2015年11月21日 サッカーダイジェスト編集部

柏――リーグ最終戦で自分たちのスタイルへの自信を示す。

故障者/柏=近藤 故障者/新潟=小泉、R・シルバ、成岡、守田
出場停止/柏=武富 新潟=なし

J1リーグ・2ndステージ17
柏レイソル – アルビレックス新潟
11月22日(日)/13:30/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
2ndステージ成績(16節終了時):7位 勝点26 8勝2分6敗 23得点・17失点
年間成績(33試合終了時):10位 勝点44 12勝8分13敗 45得点・42失点
 
 
【最新チーム事情】
●天皇杯4回戦は劇的な形で甲府に競り勝ち、今節へ向けて弾みに。
●退団濃厚のクリスティアーノが、「勝ってサポーターと喜びを分かち合う」と意欲。
●吉田監督にとってリーグ戦最後のホームゲーム。「監督のためにも最終戦は勝って終わる」と選手たちのモチベーションは高い。
●山中がU-22日本代表の候補合宿に招集。
 
【担当記者の視点】
 2015年シーズンのリーグ最終戦は、すでに退任が発表されている吉田監督と、公式リリースはないが本人も退団を明言しているクリスティアーノにとって、日立台でのラストゲーム。リーグ戦自体はチャンピオンシップ出場も降格もない難しい状況に置かれているが、「勝って吉田監督を送り出したい」と選手たちのモチベーションは高く、クリスティアーノ本人もまた「勝って柏サポーターに恩返しを」と意気込みを口にしている。
 
 新潟は、好調なスタートを切った第1ステージで初黒星を喫した相手だ。その時は戦術が浸透していなかったことが災いし、パスワークが新潟のプレスの餌食になったが、あれから8か月が過ぎた今、選手たちは現在のスタイルに自信を持っている。「あの時はできなかったことが今はできる手応えはある」と大谷が話すように、新潟のプレスを回避し、自分たちのリズムに持ち込むことで成長を示したい。
 
 天皇杯4回戦では、延長後半終了間際にクリスティアーノの劇的ゴールで甲府を振り切った。勝利の勢い、自分たちのスタイルへの自信、さらに高いモチベーションを持って今季のリーグ最終戦を戦う。

次ページ新潟――復帰した加藤が存在感を発揮。

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