「首を激しく掴んだ」「窒息させた」カゼミーロが衝撃の首絞めで初の一発レッド。マンU指揮官は「一線を越えたが、もっとひどい選手がいた」と怒り!驚きの新事実も?

2023年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

アントニーのヒールリフトが引き金?

首を絞めたとしてキャリア初の一発レッドカードを受けたカゼミーロ(18番)。(C)Getty Images

 現地2月4日に開催されたプレミアリーグ第22節で、マンチェスター・ユナイテッドはホームでクリスタル・パレスと対戦。2-1で勝利を飾った。

 物議を醸しているのが66分に起きた乱闘だ。2-0とリードしていたユナイテッドは、アントニーがヒールリフトを試みる。これは成功せずにスローインとなり、プレーが再開すると、クリスタル・パレスのMFジェフリー・シュラップがアントニーに体当たり。倒れたブラジル代表FWが起き上がって激昂すると、両軍入り乱れての乱闘となった。

 この揉み合いの中でユナイテッドのMFカゼミーロが、ウィル・ヒューズの首を絞めたとしてキャリア初の一発レッドに。シュラップとアントニーにはイエローカードが提示されている。
 
 スペイン紙『MARCA』は「カゼミーロがヒューズの首を激しく何度も掴んだ」と報道。地元メディア『Stretty News』 も「ヒューズを窒息させたように見えた」と伝えた。

『ESPN』によれば、ユナイテッドのエリク・テン・ハーフ監督は「カゼミーロは我々の選手を守っているし、攻撃しようとした選手を止めている。誰も傷つけていないんだ。カゼミーロは一線を越えたかもしれないが、もっと多くの選手が一線を越えている」と発言。クリスタル・パレスのジョーダン・アユーについて、「彼はカゼミーロよりもひどい選手の一人だった。彼は一線を越えている」と不満を露わにした。

「間違いなく(アユーは退場すべきだった)、VARとして一貫性を保つ必要がある。先週、ひどいファウルで負傷したクリスティアン・エリクセンが交代となったが、VARの干渉はなかった。一貫性がなく、公平ではない」

 またここにきて真実も発覚。乱闘が収まった後に、カゼミ―ロとヒューズが笑顔を見せている映像も出回っているのだ。カゼミーロは攻撃したのではなく、止めていただけではないかという見方が強まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】カゼミーロが相手選手の首を絞めているように見える衝撃写真

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