川口能活が“史上最高”と評するマリノス歴戦DF。極上のテクニックに感嘆「SBからゲームを作れる最初の選手」

2023年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今のサッカーでどれだけできるんだろう」

川口が横浜のベスト11を選定。左サイドには“師匠”鈴木正治をセレクトした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

「僕の師匠でもあるんですけどね。自分の中では欠かせない」

 敬意を込めて、川口能活氏はその名手を称える。

 横浜F・マリノスの公式YouTubeチャンネルで、元日本代表GKでクラブOBの川口氏が、古巣の歴代ベストイレブンを選出した。

 松永成立、松田直樹、上野良治、中村俊輔、城彰二など、トリコロールをまとい輝きを放ったレジェンドたちをピックアップするなか、左サイドには鈴木正治をセレクトした。

「正治さんですね、左は」

 静岡学園高を卒業後の1989年、鈴木氏は横浜の前身・日産自動車サッカー部に加入。1993年のJリーグ発足後もチームの中心選手として活躍し、97年途中に名古屋に移籍し、翌年に現役を退いた。
 
 94年に横浜でキャリアをスタートさせた川口氏は、鈴木氏と約4シーズン、共にプレー。抜群のパフォーマンスに魅せられ、「これほどテクニックがあるサイドバックは、日本人にその後見ていないですね」と絶賛する。

「サイドバックからゲームを作れる最初の選手じゃないかなと思います」

 現代ではスタンダードになりつつあるスキルを、当時から披露していた鈴木氏。それだけに、川口氏は「今のサッカーでどれだけ正治さんができるんだろうなっていうのは、ちょっと見てみたい」とイメージを膨らませた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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