「彼だけで入場料を払う価値がある」躍動する三笘薫を米紙記者が“希少なウイングとして激賞!「現代サッカーでは滅多に見られない」

2023年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1対1を仕掛けるウイングは本当に喜ばしい」

世界的に注目が集まっている三笘。(C)Getty Images

 現地1月14日に開催されたプレミアリーグ第20節のリバプール戦で、躍動したのが三笘薫だ。対峙したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを翻弄し、絶妙のパスでソリー・マーチの先制点をお膳立て。プレミアリーグのベスト11に輝く活躍を見せた。

 英公共放送『BBC』が1月17日に掲載した記事のなかで、『New York Times』紙のロリー・スミス記者は、三笘について「見ていて特別な昔ながらのウイング」だと評した。

 スミス記者は『BBC Radio』の番組で、「純粋に1対1を仕掛けるウイングには、本当に喜ばしいものがある」と語った。
 
「我々が目にする多くのサッカーがシステム化されており、過去10年間はまさにそうだった。ミトマのようなウイングは古き良き時代の選手のようだ。現代サッカーでは、滅多に見られない。席からファンを立ち上がらせ、スリリングで大胆なことをし、1対1を仕掛ける」
 
 さらに、「(三笘のプレーは)システムやアイデアで勝っていると言うのではなく、あなたよりも上手く、あなたを倒せると言っている。そこには本質的な面白さがあり、それが見ていて驚かされる理由だ」と続けている。

「彼はワールドカップでも素晴らしい成績を残しており、ひとりでも入場料を払う価値のある選手の一人として頭角を現した」

 果敢に仕掛けるスタイルは、感銘を与えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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