「日本でサッカーをする幸福よ」元中国代表FWが高校選手権決勝を生観戦して思わず感嘆の声!「僕たちもここで優勝したんだ」とも

2023年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

5万大観衆が訪れた国立競技場に家族4人で

爽やかな新風を吹き込んだ岡山学芸館イレブン。国立で観戦した楊旭も感銘を受けたようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 中国サッカー界のレジェンドにとっても、国立競技場に広がる光景は感動的だったようだ。

 1月9日、第101回全国高校サッカー選手権の決勝が国立競技場で開催され、岡山学芸館(岡山)が東山(京都)を3-1で下して初優勝。岡山県勢としても初の全国制覇で、スタジアムに詰めかけた5万868人という驚きの観客数も注目を集めた。

 この一戦を現地観戦したのが、元中国代表FWの楊旭(ヤン・シュー)だ。自身のインスタグラムで岡山学芸館のメンバーが優勝トロフィーを掲げる瞬間を動画で紹介し、「日本でサッカーをプレーするのはなんて幸福なことか」との一文を添えた。大観衆の前でスペクタクルなゲームを展開した高校生たちの雄姿と、その環境を提供している日本サッカーの現状に感銘を受けたようだ。
 
 さらに楊旭は家族4人で国立競技場の正面ゲートに並んで記念撮影。その写真もインスタに投稿し、「中国代表もここで優勝したんだ」とのメッセージを付けてちゃっかりアピールした。2010年に行なわれた東アジアカップ(現・E-1東アジア選手権)の第3戦で、楊旭もメンバー入りしていた中国は香港を2-0で撃破。通算2勝1分けとして日本と韓国を押しのけ、見事に"旧・国立"で優勝を飾ったのだ。

 現在35歳の楊旭は中国スーパーリーグの上海申花に所属。中国代表として54試合・28得点を記録するなど、同国で一時代を築いたストライカーである。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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