「安らかに」「あなたのFKは最高だった」死去したミハイロビッチのゴール動画に、世界中のファンが追悼のコメント

2022年12月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

白血病と戦いながらボローニャの監督を務めていた

12月16日に死去したミハイロビッチ。(C)Getty Images

 12月16日に53歳の若さで死去したシニシャ・ミハイロビッチを追悼しようと、セリエAのYouTube公式チャンネルが2019年9月にアップした故人のゴール集動画に、多くのファンがメッセージを書き込んでいる。

 ボローニャを率いていた19年7月にミハイロビッチは急性白血病を公表。その後、動画のコメント欄には病と闘うミハイロビッチを応援する書き込みが増えていたが、死去した12月16日から、「安らかに」、「偉大なレジェンド、寂しくなる」、「早すぎるよ」、「あなたのフリーキックは最高だった」といった書き込みが急増している。
 
 ミハイロビッチは1969年生まれ。母国セルビアのヴォイボディナ、レッドスターを経て、92年にローマに加入。その後はサンプドリア、ラツィオ、インテルでプレーした。監督としてはカターニャ、フィオレンティーナ、セルビア代表、サンプドリア、ミラン、トリノ、ボローニャなどを率いてきた。

 ミハイロビッチといえば、現役時代はフリーキックが代名詞だった。セリエAで決めた直接フリーキックのゴール数は28で、これはアンドレア・ピルロと並んで現在でもトップの数字。ラツィオ時代の98年12月、サンプドリア戦で決めたフリーキックだけで達成したハットトリックは、いまでもファンの語り草になっている。

「このゴール集は美しい」、「偉大なチャンピオン」、「シニシャはいつまでも私の思い出の中にいる」、「トップレベルのサッカー選手であり、有数の愛国者だった」、「さようならレジェンド」、「安らかにお眠りください」。その書き込みは、いまでも増え続けている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】追悼メッセージが続々…ミハイロビッチの華麗なゴール集

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