痛恨のPK失敗…イングランド主将ケインが思いを綴る「これもスポーツの一部」「精神的、肉体的に強くなって次の挑戦に――」【W杯】

2022年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「痛いし、立ち直るには時間がかかる」

ケインがSNSを通じて改めて思いを伝えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 失意のキャプテンが、思いを綴った。

 現地時間12月10日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、イングランドはフランスと対戦。1ー2で惜しくも敗れ、56年ぶりの世界制覇の夢は絶たれた。

 この一戦でハリー・ケインはいつも通り、CFで先発出場。54分にはPKをきっちりと決め、一時同点としたが、1-2となった84分に再びペナルティスポットに立った際は、枠を外してしまい、痛恨の失敗。この決定機逸が大きく響き、涙をのんだ。

 ケインは試合直後のインタビューで、「キャプテンとして、そしてPKをミスした者として、その責任を負いたい。試合前の準備や細部に責任はない。自信を持って試合に臨めたが、思ったように実行できなかった」などとコメントした。

 そして、その数時間後にはSNSを更新。自身の写真を添え、改めて次のようなメッセージを発信した。
【動画】まさに天国と地獄!イングランドが息を吹き返したPK&土壇場で追いつく絶好機を逃したPK ※投稿の白地部分をクリック
「本当に悔しい。全てを出し切ってきたのに、僕が責任を追う、ちょっとした部分でそうなってしまった。そこから隠れたりはできない。痛いし、立ち直るには時間がかかるだろうけど、これもスポーツの一部だ。

 今は、この経験を活かして、精神的にも肉体的にも強くなって、次のチャレンジに臨みたいと思う。大会期間中、たくさんの応援をありがとう」

 現在29歳。ケインの言う「チャレンジ」には30歳を過ぎて臨む、次回大会でのリベンジも含まれているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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