【J1展望】2ndステージ・15節|甲府‐広島|両者ともムードは良好。甲府は“縁起の良い”カードで、残留を決められるか

2015年10月23日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――劣勢が予想される立ち上がりを自慢の堅守で凌げるか。

故障者/甲府=なし 広島=森﨑浩、柏、川﨑、宮原
出場停止/なし

J1リーグ ndステージ・15
ヴァンフォーレ甲府  サンフレッチェ広島
1024日(土)/14:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(14節終了時):12位 勝点16 4勝4分6敗 10得点・13失点
年間成績(31試合終了時):11位 勝点36 10勝6分15敗 22得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●引き分け以上で、他チームの動向に関わらず残留確定。選手、スタッフとも士気は高い。
●「広島は立ち上がりにエネルギーをかけてリズムを掴みにくる」(佐久間監督)と、ゲームの入り方を警戒。
●J1最多得点(広島)と、最少得点(甲府)の対戦。ロースコアの展開に持ち込む意向。
●M・パラナがJ1通算100試合出場まで、あと1試合に迫る。
 
【担当記者の視点】
 前節は残留を争うライバル・山形との"大一番"を制し、敵地で貴重な勝点3を獲得。今節で引き分け以上ならば他の試合結果に関係なく残留が確定するだけに、チームの士気は高まっている。
 
 相手は第2ステージ、年間順位ともに1位の広島だが、ホームでは過去2戦2勝と相性は良い。さらに言うと、昨季のJ1残留を決めたのもホームの広島戦。甲府にとっては"縁起の良い"カードとも言える。
 
 とはいえ、実力は一枚も二枚も相手が上なのは確かで、合わせて前節の劇的勝利(終了間際の山岸のゴールで川崎に2-1)の勢いを持って乗り込んでくる。「立ち上がりにエネルギーをかけてリズムを掴みにくる」(佐久間監督)相手を、自慢の堅守で耐え凌ぎ、攻勢をいなせるかが一番のポイントになるだろう。

次ページ広島――CS出場権を確保し、ステージ制覇に向けて勢いを。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事