【日本1-2カナダ|採点&寸評】相馬がワールドカップ直前に猛アピール。柴崎も中盤で奮闘もチームは多くの課題が残る敗戦に

2022年11月18日 本田健介(サッカーダイジェスト)

終了間際にPKを献上し…

【警告】日本=なし カナダ=アリステア・ジョンストン(18分)、スティーブン・ヴィトーリア(56分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ルーカス・カヴァリーニ(カナダ)

[国際親善試合]日本 1-2 カナダ/11月17日/アルマクトゥームスタジアム

【日本代表・総評】

 組織だった守備を見せて8分には先制。良い試合の入りを見せたが、フィジカルを押し出すカナダに徐々に押された。失点を喫したセットプレーの守備を含めワールドカップ本番へ課題は残った。3-4-2-1で勝点を取りに行くも、試合終了間際に山根がPKを献上。大きな不安の残る幕切れとなった。

【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 5.5

CKとPKで2失点。PKは手で触れたが……。セットプレーの守備では高さを生かしてきた相手の攻撃に苦しんだ場面も。フィードは素早く味方に通した。
 
DF
3 谷口彰悟 5.5

声を張り上げながら最終ラインを統率。要所でよくブロックに入ったが、2失点では守備のリーダーとしては納得できないだろう。後半も相手の裏への走り込みに対しライン設定で試行錯誤したはず。

4 板倉 滉 5.5(67分OUT)
CBで谷口と組んで身体を張った。しかし、1失点目のCKのシーンではクリアを仕切れずに裏にいた相手に合わされた。

19 酒井宏樹 5.5(HT OUT)
インテンシティの高さを披露しながら、攻撃面では縦パスを狙う。もっとも守備で突破を許す場面があったのは修正点だろう。

28 伊藤洋輝 5.5
左SBとしてスタメン出場。マッチアップしたブキャナンとのスピード勝負には苦慮した印象。フィード力を生かそうとの意識は感じられた。後半途中からはCBへ。こちらでも裏のスペースを狙われた。

【PHOTO】ドバイのアル・マクトゥーム・スタジアムに駆け付けた日本代表サポーター!

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