ソン・フンミンがマドリーへ電撃移籍? 独メディアが「アンチェロッティも注目」「最高のグレードを履歴書に書くべき」と報じる

2022年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

父親は以前「世界トップクラスのクラブで活躍しないと」と発言

トッテナムで長年活躍するソン・フンミン。近い将来の退団はあるのか。(C)Getty Images

 実現の可能性はどれだけあるのだろうか。ドイツのスポーツチャンネル『sport1』が10月24日付けで、レアル・マドリーのソン・フンミンへの関心を報じている。

 30歳の韓国代表FWは、ハンブルガーSVでプロキャリアをスタート。2013年夏にレバークーゼンに新天地を求めると、そこでの活躍を高く評価され、2年後にはトッテナムに加入。以降は在籍1年目を除き、すべてのシーズンで二桁得点をクリアし、昨シーズンにはアジア人初の得点王に輝く偉業を成し遂げた。

『sport1』は「ソン・フンミンはトッテナムでワールドクラスのプレーヤーに成長した。元ブンデスリーガの選手は次のキャリアを歩もうとしているのか?」と、その将来を分析している。

「ソンは2025年までの契約を結んでいるにもかかわらず、次のキャリアステップを準備している。カタール・ワールドカップのグループリーグで、ウルグアイ、ガーナ、ポルトガルと対戦するこの韓国代表選手は、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリーといったビッグクラブへ行く用意が整ってきているようだ」
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 さらに同メディアは、「アントニオ・コンテ監督には、勝利の遺伝子がある。しかし、イタリア人がすべてのネジを回すまで、クラブはもう少し時間を必要とする可能性が高い。ソンはいつまで大成功を待てるか?」と問いかけたうえで、昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者でもある、常勝軍団入りの説を推している。

「レアルのカルロ・アンチェロッティ監督もソンに注目している。ソンは今後数か月の間に、自分にとって次に何が起こるかを正確に見極めるだろう。彼は今、世界のサッカー界で最高のグレードを履歴書に書くべきではないのか。自分で判断しなければならない年齢に達しているのだ。多くのクラブが、間違いなくその資質があると認めている」

 今オフには、父親のソン・ウンジョン氏が、「もっと成長しなければならない。世界トップクラスのクラブでしっかり活躍しないと、ワールドクラスとは言えない」と発言したことから、ステップアップ論争が一気に熱を帯びた。年齢的にあまり猶予がないなか、韓国のスーパースターは報道通りの決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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