現地時間10月22日に行なわれたプレミアリーグ第13節で、リバプールは最下位のノッティンガム・フォレストと敵地で対戦し、０-１で敗れた。

　昨シーズンにマンチェスター・シティと最終節まで優勝を争ったチームは、４勝４分け３敗でまさかの８位に沈み、首位のアーセナルと12、２位のシティとは10ポイント差と早くもタイトルレースから脱落しつつある。

　その要因のひとつとされているのが故障者の多さだ。トルコメディア『Medyascope』は10月24日、「リバプールでは多くの選手が負傷している。 ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタ、アルトゥール、チアゴ・アルカンタラ、ナビ・ケイタ、ジョエル・マティプ。 スカッドの総市場価値が10億ポンド（約1600億円）に近づいているリバプールは、これらを念頭に置いて計画を立てる必要があった」と指摘。こう綴っている。
 

「例えば、相応の契約をできなかった（サディオ）マネ、あっさり処分された（ディボック）オリギ、そしてローテーションでのミナミノ（南野拓実）の不在は、最も印象的だ」

　記事は、「クリスマスを前に窮地に陥ったレッズに、危険の鐘が鳴り響く」と続けている。

　新天地のモナコで精彩を欠き、出番を失っているとはいえ、リバプール時代の南野は貴重なバックアッパーとして少ない出場時間で結果を残し、レギュラー陣の負担軽減に小さくない役割を果たした。

　結果論ではあるが、マネとオリギが退団するなか、南野も手放したのは得策ではなかったと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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