10月23日、J２リーグ最終節のロアッソ熊本戦で、横浜FCのＭＦ中村俊輔はキャプテンマークを巻いて先発出場。60分までプレーした後、敵地ながら万雷の拍手で送られ、現役ラストゲームを終えた。

　試合後のセレモニーを経て、帰京する中村に対し、空の旅でも思いがけないメッセージが送られたようだ。横浜FCの公式SNSが報告している。

「試合を終え、横浜に戻る飛行機の機内にて。機内アナウンス時に操縦士の方のご挨拶と共に、横浜FCのJ1昇格と、中村俊輔選手への労いのお言葉が。横浜FCのファン・サポーターの皆さんが多く搭乗していたこともあり、機内は拍手に包まれました。SNA20便の皆さまありがとうございました！」（原文ママ）
【写真】中村俊輔へのサプライズの仕掛け人！ SNA20便のスタッフと機内アナウンス全文をチェック

　そしてソラシドエアのスタッフの写真とともに、「残念ながら音声データは削除されていたようです」と報告しつつ、「実際にアナウンスを担当してくださった副操縦士の方が、アナウンスのテキストを作成してお送りくださいました」とアナウンスの内容が分かる貴重なデータも公開している。

　日本のサッカー界を彩ったレフティーへのリスペクトに溢れた行ないに、ファンからは「素敵ですね」「優しい」「ソラシドエア、粋ですね～」「他サポですが思わず涙してしまいました」「嬉しかったでしょうね。ステキ！！」「素敵すぎる」といったコメントが寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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