「もっとアグレッシブにならないと!」アーセナルのエースがチームの積極性を喚起!アルテタ監督は“プレミアリーグの掟”を説く

2022年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

再三のチャンスを迎えたG・ジェズスだが…

公式戦5試合ゴールから遠ざかっているG・ジェズス。(C)Getty Images

 現地10月23日に開催されたプレミアリーグ第13節で、冨安健洋が所属する首位アーセナルは15位サウサンプトンと敵地で対戦。11分にグラニト・ジャカのゴールで幸先良く先制したものの、なかなか追加点を奪えずにいると、65分にスチュアート・アームストロングに痛恨の同点弾を浴び、1―1のドローに終わった。

 CFで先発したガブリエウ・ジェズスは、再三チャンスを迎えながら、いずれもものにできず。エースの不発は、勝点を取りこぼす小さくない要因となった。
【動画】ジェズスが抜け出すも…痛恨の絶好機逸をチェック

 現地紙『Mirror』によれば、試合後に取材に応じたG・ジェズスは、「僕らはまだレベルを上げられる」と口にしている。

「チームとして、個人として、もっと集中して、ボールのある時もない時も、もっとアグレッシブにならないと。僕らは今日、少し動揺した状態で帰路につく羽目になるだろう。自分たちのやり方で、もっとゴールを決めて勝てたはずだ」

 25歳のブラジル代表FWは、今夏にマンチェスター・シティから加入以来、コンスタントにネットを揺らしていたが、これで公式戦5試合連続ノーゴールに。ただ、ミケル・アルテタ監督の厚い信頼は変わらない。
 
「ガビのことだ。2点、3点、4点取れたかもしれないのだから、がっかりするのは当然だ。でも、彼はチャンスに恵まれているし、いつも良いポジションにいる。それにチームに多くのものを与えてくれている。今日もゴールを決められなかったのは残念だけどね」

 そのうえで指揮官は、今後に向け、ゴールを決めきる重要性を改めて説いた。

「プレミアリーグでは残念ながら、試合の主導権を握っている時に結果を出せなければ、困難な状況に陥る可能性がある。後半は、特にボールポゼッションで後手に回り、思うようにゲームをコントロールできなかった。相手のダイレクトプレーやロングスロー、セットプレーが試合を大きく混乱させた。後半にあった2つのビッグチャンスもものにできなかった」

 公式戦の連勝は8で止まり、2位のマンチェスター・シティとの勝点差は2に縮まった。次節、最下位に沈むノッティンガム・フォレストをホームできっちりと叩き、再び連勝街道を突き進めるか。背番号9のおよそ1か月ぶりのゴールにも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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