打てども打てども入らず…三笘所属のブライトン、新体制4戦未勝利も戦争経験の指揮官は「サッカーで恐れるものなど何もない」

2022年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

三笘は右足首の負傷により欠場

シーズン途中に監督に就任したデ・ゼルビ。(C)Getty Images

 現地時間10月18日に開催されたプレミアリーグ第12節で、三笘薫が所属するブライトンは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。70%のボール支配率で、相手の3本に対し、19本のシュートを放つも、GKディーン・ヘンダーソンの好守やクロスバーにも阻まれ、最後までネットを揺らせず。3試合連続ノーゴールとなり、痛恨のスコアレスドローに終わった。

 チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッターの後任として、緊急就任したロベルト・デ・ゼルビ監督が指揮を執ったリバプール戦(3-3)以降、ブライトンはこれで2敗2分に。新体制初勝利はまたしてもお預けとなった。

 英紙『Daily Mail』によれば、デ・ゼルビ監督は試合後に「(パフォーマンスは)とても楽しめたが、結果は残念だ」と、敗戦の弁を残している。

「選手たちにも同じ言葉をかけている。『ありがとう』とね。ファンタスティックなゲームだった。まあ最後の25メートルは改善しなければならない。結果が出るかどうかは分からないが、どこを詰めなければならないかは把握している。アンラッキーだったとか、結果が不公平だったなどとはあまり言いたくない。早急に改善が必要な点について話したい」
【動画】「うっま」「あれ抜けるのか…」三笘がイングランド代表DFをぶち抜いた衝撃シーン
 また一方で、昨シーズンはウクライナの強豪シャルタール・ドネツクで指揮を執った43歳のイタリア人指揮官は、身をもって戦争を経験しただけに、こうも語っている。

「私は戦争の中で5日間を過ごした。サッカーで恐れるものなど何もない。4試合で勝点を2ポイントしか取れていないので、この結果は残念だけどね」

 次は23日に王者マンチェスター・シティと敵地で対戦する。ビッグマッチを制し、開幕当初の勢いを取り戻したいところだ。なお、途中出場から確かなインパクトを残していた三笘は、右足首の負傷の影響でフォレスト戦に続き欠場が濃厚だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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