【ナビスコカップ速報】遠藤の絶妙FKと藤春のダメ押し弾で勝負あり! G大阪が史上4クラブ目の「大会連覇」に王手

2015年10月11日 サッカーダイジェスト編集部

2戦合計3-2でG大阪が勝利。新潟は最後まで決定打が遠く…。

0-0で迎えた57分、ゴール手前約20メートルのFKを冷静に沈めてG大阪が先制。終盤にも追加点を奪い、G大阪が勝利を収めた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 
 Jリーグのヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦、G大阪対新潟戦が10月11日に行なわれ、遠藤のFKと藤春のダメ押し弾でG大阪が2-0と勝利。2戦合計3-2でG大阪が同31日の決勝(13時・埼スタ)へ進出し、大会連覇に王手をかけた。一方、史上初の準決勝進出を果たした新潟だったが、惜しくもベスト4で姿を消した。
 
 準決勝第1戦(10月7日)は、ホームの新潟が2-1で勝利を収め、新潟優位の状況で第2戦を迎える。連戦が続くG大阪は、代表組(宇佐美、米倉、丹羽、東口)が不在のなかで迎えた第1戦に遠藤、今野、パトリック、阿部を帯同させず、岩下もベンチスタートと休ませたが、第2戦ではベストメンバーでスタートした。
 
 G大阪は序盤から素早いボール奪取を狙い、左SBの藤春やサイドハーフの二川らを中心に、遅攻と速攻を織り交ぜながら打開を図る。対する新潟は、最終ラインと中盤でコンパクトな2ブロックを形成し、堅守からの速攻を狙う。一進一退の攻防が続くなか、ともに要所でチャンスを作り出すもフィニッシュの精度を欠いて決定打に至らない。
 
 後半、最初にカードを切ったのはG大阪。53分、今野に代わって井手口をボランチで投入すると、直後の57分にはゴール手前約20メートルのFKを遠藤が鮮やかに決めてG大阪が先制する(直後、二川に代わって大森を起用)。決勝進出に勝利か引き分けが必要となる新潟は62分、右MFで先発したルーキーの平松に代えて、第1戦で決勝点のラファエル・シルバを投入し、反撃に打って出る。
 

次ページアディッショナルタイムに突入した90+4分、新潟の捨て身攻撃は実らず、藤春が無人のゴールへシュート。

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