「豪快に同点弾を挙げた」イタリアと引き分けたU-21日本代表、相手国メディアが “7点”と高評価した選手は? 敵将も賞賛「良いチームだった」

2022年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

7点が1人、6.5点が4人と高評価

藤尾(17番)のゴールで強豪イタリアとドローに持ち込んだU-21代表。(C)Getty Images

 9月26日に行われたU-21の日本代表とイタリア代表の一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 日本は前半終盤の39分、ミランのユース出身で今季はセリエAのレッチェでプレーし、1ゴールを挙げているロレンツォ・コロンボの豪快なボレーシュートで先制を許す。

 だが後半に入って56分、CKの流れから加藤聖がシュート性の強いボールを蹴ると、これに後半から途中出場していた藤尾翔太が頭で合わせて同点。逆転には至らなかったが、強豪相手にドローに持ち込んだ。

 イタリア・メディアの『TUTTOmercatoWEB』は採点記事で藤尾を日本のベストプレーヤーに選出。チームで唯一の7点をつけ、「サイトウと交代し、豪快に日本の同点弾を挙げた」と称賛している。

 同点ゴールに絡んだ加藤は、藤尾に続くチーム2位タイの6.5点。「左サイドを駆け抜けた。シュートを放って日本の同点弾につなげた」と評価されている。

【画像】強豪イタリアとドロー! U-21日本代表の雄姿をチェック
 ほかにも及第点を上回る6.5点をつけられたのが、鈴木唯人、佐藤恵允、斉藤光毅の3選手だ。

 鈴木は「日本の攻撃の動きに積極性をもたらし、何度かゴールに迫った」と賛辞を寄せられた。佐藤については「何度かボールを持って相手ゴールに向かう攻撃があり、それらは特筆するにふさわしかった」と報じられている。斉藤は「自身のサイドを駆け抜け、何度か(GKエリア・)カプリーレを脅かした」と評価された。

 なお、大岩剛監督も6.5点という採点。「生み出したほどは少し得られなかったが、イタリアと1-1で引き分けた」と伝えられている。

 TUTTOmercatoWEBによると、イタリアのパオロ・ニコラート監督は「彼らは良いチーム。アジアカップで重要なことを成し遂げたチームだ」と日本を評価。また、ゴールを決めたコロンボは「インテンシティが強みの2チーム(イングランドと日本)と対戦した。うまく対処できたと思う」と述べている。

「EUROに向けて役立つと確信している。EUROは真剣勝負、力強くいく必要がある」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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