「ひどかった、レッドだ」ファン・ダイクの“足裏タックル”に敵将ランパードが怒り!イエロー止まりに批判の声「ショッキングな判定」

2022年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フィルジルは間違いなく幸運だった」

オナナへのタックルが物議を醸しているファン・ダイク。(C)Getty Images

 9月3日に行われたプレミアリーグ第6節では、複数の試合でビデオアシスタントレフェリー(VAR)の判定を巡る是非が議論となった。そのひとつが、エバートン対リバプールのマージーサイド・ダービーでのあるプレーだ。

 エバートンのフランク・ランパード監督は試合後、リバプールDFフィルジル・ファン・ダイクのアマドゥ・オナナに対するタックルについての判定を批判した。

 ピッチに足がついた状態のオナナのすねに足裏でタックルしたかたちとなったファン・ダイクのプレーに、主審はイエローカードを提示した。だが、ランパード監督はVARの介入で主審が映像を確認し、判定を修正しなかったことは「驚き」だと不満を表している。

 英紙『Daily Mail』によると、ランパード監督は「ファン・ダイクのことは大好きし、選手としてファンタスティックだ。だが、タックルのタイミングを外してしまうことはある。あれはひどかった」と述べた。

「オナナのすねにいっていた。彼の足が地面についていたときにね。VAR(の介入で映像検証)にならなかったことに驚きだよ。私からすれば、あれはレッドカードだ。そうすれば、試合最後の20分の様相が変わるだろう。フィルジルは間違いなく幸運だった」

【関連画像】イエロー判定は妥当?ランパードが激怒したファン・ダイクの足裏タックル
 オナナはインスタグラムで該当シーンの画像とともに、「とにかくここに残しておくね、VAR」と投稿。その後にこの投稿は削除された。

 Daily Mailによれば、SNSでは判定に対する不満の声も寄せられている。

「絶対レッドだ」
「一発レッドだ。ショッキングなタックルと判定。見ることすらしなかった。情けない」
「最悪なのは、ファン・ダイクが自分のしたことを分かっていたこと。謝罪に5分ほど費やした」

 元審判のピーター・ウォルトンは、『BT Sport』で「すねに力がかかっていれば、レッドカードになっていたかもしれない」との見解を示している。

「ファン・ダイクの足は滑り、力は足の甲にかかった。それはイエローカードだ」

 なお、試合はスコアレスドローで終了。リバプールは開幕6戦で4度目となる白星逸、エバートンは4試合連続ドローで今季リーグ未勝利と、両チームとも苦しい状況に置かれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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