初アシストをマークした。それでも、低評価を覆せなかった。

　現地時間８月31日に行なわれたリーグ・アン第５節で、南野拓実が所属するモナコはホームでトロワと対戦。２-４で敗れた。

　３－４－３の右ウイングで２試合ぶりのスタメン出場を果たした南野は開始10分、CKのキッカーを務め、ギジェルモ・マリパンがヘディングで奪った先制点をアシストする。

　しかし、その後は見せ場を作れず。チームは同点に追いつかれて迎えた44分に、先制ゴールを決めたマリパンが２枚目のイエローカードで退場。さらに、その直後に失点し、リードを許して前半を終える。

【動画】右足の正確なキックを披露！南野拓実のリーグ・アン初アシスト

　数的不利となってシステムを変更したこともあり、南野は屈辱のハーフタイム交代。悔しい結果となった。

　これまで元リバプールのアタッカーに厳しい評価をしてきたフランスメディアは、やはり辛辣な評価をしている。大手紙『L’EQUIPE』は「ミナミノは苦戦」と見出しをつけた記事で、こう酷評した。

「ミナミノは、シーズン開始以来ほとんど役に立っていない。水曜日のトロワ戦（２-４）でも、大敗を喫したモナコの苦境を象徴する存在だった」

　先発のチャンスにアピールできなかった南野。次節、９月４日に行なわれるアウェーのニース戦で汚名返上の活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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