現地時間８月20日に開催されたプレミアリーグ第３節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、昇格組のボーンマスと敵地で対戦。前節に75分からピッチに入り、今シーズン初出場を果たした冨安は、ベンチスタートとなった。

　開幕から２連勝と好調のアーセナルは開始５分、いきなり試合を動かす。ガブリエウ・ジェズスからペナルティエリア左でラストパスを受けたマルチネッリが放ったシュートはGKトラバースに阻まれるも、こぼれ球をウーデゴーが左足で押し込んだ。

　勢いに乗った23歳の新キャプテンは、11分にもエリア内で自慢の左足を一閃。鮮やかにネットを揺らし、今シーズン初ゴールからあっという間に２点目を奪う。

　28分にはサカの仕掛けからゴール前の好位置でFKを得るが、モノにできない。
 

　２－０で折り返すと、54分にジャカの落としをエリア左で受けたCBのサリバが、左足での絶妙なコントロールショットを叩き込み、リードを３点に広げる。

　なおも押し込むなか、72分にはG・ジェズスがネットを揺らすが、わずかにオフサイドラインを越えていたため、得点は取り消しとなる。

　直後の74分、アウェーチームは３枚替えを敢行し、スミス・ロウ、ヌケティア、そして冨安を送り込む。前節に続いてホワイトと交代した日本代表DFは、そのまま右SBに入った。

　その後、ボーンマスに危ない場面も作られるが、守護神ラムスデイルの好守で防いだアーセナルはそのまま３―０で快勝し、３連勝を達成。開幕から３戦ノーゴールで３連敗と、最悪のスタートを切った昨シーズンとは対照的に、アルテタ体制４年目は最高の滑り出しとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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