ブライトンの同僚が、鮮烈なデビューを果たした三笘薫について絶賛している。

　８月13日に開催されたプレミアリーグ第２節のニューカッスル戦（０-０）で、三笘は75分から途中出場。アディショナルタイムも含めて20分ほどのプレーだったにもかかわらず、３度もチャンスを創出し、ファンを沸かせた。

　なかでも決定的だったのが85分のプレーだ。左サイドでボールを受け取ると、対峙したイングランド代表DFキーラン・トリッピアーを華麗なフェイントで抜き去り、深く抉って右足アウトサイドでラストパス。しかし、これをパスカル・グロスが枠に収められず、惜しくもゴールには繋がらなかった。

【動画】三笘がイングランド代表DFをぶち抜く衝撃ドリブル。同僚のドイツ人MFが回想した絶好機創出シーン

　このシーンについて回想したのが、他でもグロスだ。ブライトンの地元紙『The Argus』が伝えている。 

　31歳のドイツ人MFは、「彼は本当に一生懸命働く素晴らしいキャラクターだ」とドリブラーを称賛。「彼が来た時に言ったんだ。僕たちは、みんな練習を頑張っているから、素晴らしいグループなんだ、とね」と話し、件の場面についてこう振り返っている。

「彼が来てくれて、本当に良かった。毎日見ている彼のクオリティを（試合で）示してくれた。それが僕がボックス内にいた理由だ。彼が１対１で本当に強いことを知っていたかた、準備をしていたんだ」

　三笘の突破力を信じてエリア内に入り込み、実際に決定機を作り出した。ゴールには繋がらなかったが、日本代表MFが早くもチームメイトの信頼を掴んでいるという事実が窺える、グロスの言葉だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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