【横浜】「タイトルを狙える強さがあった」新加入のブラジル人FWヤン・マテウスが移籍の理由を明かす! 相談したJリーガーとは?

2022年08月11日 サッカーダイジェスト編集部

「このチャンスをいただけてとても嬉しい」

右ウイングを主戦場にする左利きのヤンは、「右サイドからカットインしてシュートを狙うのも得意」と話す。(C)1992 Y.MARINOS

 ポルトガル2部のモレイレンセから横浜F・マリノスへ完全移籍で加入したブラジル人FWのヤン・マテウスが8月11日、移籍発表後初のオンライン取材に応じた。
 
 右ウイングを主戦場にする左利きのアタッカーは、母国のヴィトーリア、パルメイラスなどを経て、2020年夏に当時ポルトガル1部に所属していたモレイレンセに期限付き移籍。昨季はリーグ戦31試合に出場し、6ゴール・4アシストの実績を残した。同クラブはリーグ戦で16位と低迷し、2部に降格したが、得点源のひとりとしてチームを支えた。
 
 ヤンは会見の冒頭、「このチャンスをいただけてとても嬉しい。チームの目標を達成できるように頑張っていきたい」と抱負を語った。
 
 横浜への移籍については、「伝統のあるクラブですし、選手としてはタイトル争いをするチームでプレーしたい気持ちはある。このチームの野望が見え、タイトルを狙える強さもあった」と決断した理由を明かした。
 
 また、ヴィトーリアでのプレー経験があるレオ・セアラのことは、「年代が異なるため一緒にプレーしたことはないが、ヴィトーリアの下部組織に所属していた時から知っていた」とし、今回の移籍に当たって、横浜のチームスタイルや日本人の人柄などについてアドバイスをもらったという。
 
 コンディション面は「正直、ベストではない」としつつも、「シーズンオフに入っても身体を動かしたり、所属チームのキャンプでも練習していましたので、日に日に上がってきている」と順調に調整ができている様子を見せた。
 
 自身のプレースタイルは、「スピードが持ち味で、1対1も好きですけど、チームメイトと上手く連係しながら崩すのも好き。ペナルティエリアの中でも、外からでも得点が取れる」とアピールした。
 
 ヤンは8月13日のJ1第25節の湘南ベルマーレ戦から出場が可能だ。具体的なゴールやアシスト数の明言は避けたが、「(出場に向けて)準備をしておきたい」と意気込む23歳のアタッカーがどんな活躍を見せるのか期待したい。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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