「本当に重要な選手たち」アーセナル指揮官が冨安健洋ら負傷組に言及!反省も口に「急がせてしまったこともあった」

2022年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

5日にパレスとプレミアリーグ開幕戦で対戦

プレシーズンマッチには1度も出場していない冨安。完全復活が待たれる。(C)Getty Images

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、現地時間8月5日に敵地で行なわれる、クリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦を前に会見に出席した。クラブ公式サイトが伝えている。

 チャンピオンズ・リーグの出場権が得られるトップ4以上を目ざすアーセナルは、今夏にガブリエウ・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコ(ともにマンチェスター・シティから)ら、ビッグネームを獲得。周囲の期待が高まるなか、アルテタ監督は、昇格組のブレントフォードにまさかの完敗を喫した前年の開幕戦との違いを問われると、手応え十分にこう答えている。

「まあ、違うね。明らかに、あの試合の前に起こったことは全て、かなり奇妙で独特なものだった。準備もプレシーズンも、状況が違っていた。今、我々は本当に興奮していて、新しいシーズンが待ち遠しく思っている。最高の形でスタートできるよう、集中して準備をしてきた」
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 一方で気がかりなのは、冨安健洋、エミール・スミス・ロウ、キーラン・ティアニー、ファビオ・ヴィエイラが、負傷で出遅れていることだ。

 スペイン人指揮官は「4人のうち3人は今日の午後にトレーニングを行なう予定で、全てが上手くいけば、メンバー入りもあり得る。プレシーズンで多くの出場時間を失っている選手たちは、我々にとって本当に重要なので、回復に向かうことを願っている」と伝えたうえで、慢性的な怪我に悩まされている冨安とティアニーについては、こうも語っている。

「彼らが度々怪我をした理由は様々だ。完全に回復していないときに急がせてしまったこともあった。色々なことが重なったのだと思う。彼らはとても貪欲で、チームに貢献しようという気持ちがある。2人がフィットして最高のパフォーマンスを発揮すれば、チームとしてより強くなることは分かっている」

 23歳の日本代表DFは加入1年目の昨シーズン、前半戦は獅子奮迅の活躍を見せるも、後半戦は負傷と復帰を繰り返した。2年目はシーズンを通しての活躍が期待されるだけに、見切り発車ではなく、まずは万全な状態でスタートを切りたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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