セリエA名門が神戸イニエスタに関心と伊メディア報道! 断念した理由は“想定外”の…

2022年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴィッセルとの契約は23年まで

イタリアからの関心が取り沙汰されたイニエスタ。(C)SOCCER DIGEST

 日本に来て4年が経った。ヴィッセル神戸とは昨年、契約を2年延長している。だが、38歳という年齢になっても、欧州主要リーグからアンドレス・イニエスタに対する関心が消えることはない。

 イタリア・メディア『il Sussidiario』が7月26日に報じたところによると、セリエAの名門フィオレンティーナがイニエスタに興味を示し、直近で獲得の可能性を調査していたという。

 イニエスタは2018年5月に神戸加入。約2カ月後にデビューを飾って以降、Jリーグの顔のひとりとして日本サッカー界で活躍している。2019年には神戸の天皇杯優勝に貢献。2021年に契約を2023年まで延長した。今季はJ1で21試合に出場し、2得点・3アシストを記録している。

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 一方、2021-22シーズンのセリエAを7位で終えたフィオレンティーナは、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を獲得。新進気鋭の2年目指揮官、ヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督の下でさらなる飛躍を目指しており、この夏はレアル・マドリーからルカ・ヨビッチを獲得した。

 イタリア・メディアは最近、フィオレンティーナがアルゼンチン代表のジオバニ・ロ・チェルソを狙っていると報道。昨季後半戦でビジャレアルにレンタル移籍した26歳に熱い視線を注いでいると伝えた。

 だが『il Sussidiario』によると、フィオレンティーナはイニエスタにも着目していたという。だが、調査したところ、「年俸が想定を上回る高額」と知ってひるんだそうだ。

 イニエスタは先日、自身のインスタグラムで、日本で「素晴らしい旅」を過ごしており、「この国を知り、楽しんでいます」と満足感を表した。さらに、「モチベーションと情熱は、今でも変わりません」と、ヴィッセル神戸を盛り立てたいと意気込んでいる。

 サッカーの歴史にその名が刻まれた稀代の名手のプレーを、日本サッカー界はいつまで味わうことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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