バルサ加入のレバンドフスキ、バイエルン時代の“8―2粉砕”は「振り返らないほうがいい」 。マドリー戦の4ゴールについては…

2022年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「『この話はしていない』ときちんと言わなければならない」

かつてバルサに屈辱を味わせたレバンドフスキ。(C)Getty Images

 触らぬ神に祟りなし、ということか。

 スペイン紙『MARCA』によれば、今夏に8年在籍したバイエルン・ミュンヘンから、バルセロナに移籍したロベルト・レバンドフスキが、新天地で初の記者会見に出席。様々な質問が飛び交うなか、話題は"リスボンの悲劇"にも及んだ。

 そう、遡ることおよそ2年前の2020年8月14日、同地にて一発勝負形式で行なわれたチャンピオンズ・リーグ19-20準々決勝、バルセロナ対バイエルン戦についてだ。

 名門同士の対決とあって、戦前は白熱の好勝負が予想されたが、蓋を開けてみればドイツ王者が圧倒。なんと最終スコアは8―2の大差で終わった。バイエルンに所属していたレバンドフスキもチーム6点目を奪っている。ちなみに当時『MARCA』は「前例のない屈辱」と見出しを打ち、「バイエルンがバルサの欧州における最大の敗北をもたらした」と伝えている。
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 敵軍のエースとしてこの屈辱を与えたポーランド代表FWは、この試合について問われると、さらりと大人の対応をしてみせた。

「『この話はしていない』ときちんと言わなければならない。もう過去の話だ。振り返らないほうがいい。それが僕らの考えだ」

 なお、レバンドフスキはドルトムント時代のチャンピオンズ・リーグ12-13の準決勝・第1レグで、バルサの永遠のライバルであるレアル・マドリー相手に、圧巻の4発を叩き込んでいる。そのことに関しては「数年前の話だ。あの試合は誰もが覚えている。でも自分たちが『何をしたか』ではなく、『何ができるか』を考えなければならない」と語っている。

 1シーズンでのブンデスリーガ最多ゴール記録(41得点)をはじめ、ドイツの強豪で数々の伝説を打ち立ててきたゴールマシーンは、スペインでも歴史に名を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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