【浦和|パリSG戦の採点&寸評】スター軍団に真っ向勝負を挑むも完敗…レッズの最高評価は?

2022年07月24日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

先発11人中9人は前半のみのプレー

【警告】浦和=柴戸(79分) パリSG=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】キリアン・エムバペ(パリSG)

[パリSG日本ツアー]パリ・サンジェルマン 3-0 浦和レッズ/7月23日/埼玉スタジアム2002

【浦和・総評】
5.5

立ち上がりからハイプレスを仕掛けて真っ向勝負を挑み、最初の10分は素晴らしい出来だった。ただ、その流れなかで訪れたチャンスを決めきれず、逆に16分にあっさり失点。これで完全に流れを引き渡した。2点ビハインドで迎えた後半は9人を入れ替え。システムも4-4-2から3-4-2-1に変更したが、デビュー戦のCFリンセンが10分で交代したこともあり、効果は見られなかった。
  
【個人採点・寸評】
GK

1 西川周作 5.5(HT OUT)
エムバペにニアをぶち抜かれた2点目は本人も悔しいだろう。ハイボール処理などは無難に対応。

DF
2 酒井宏樹 5.5(HT OUT)

マルセイユ時代以来のパリSG戦で、注目されたエムバペとのマッチアップは完敗。効果的な攻撃参加もできなかった。

4 岩波拓也 6
38分のエムバペのカウンターを1対1で止める。ネイマールとの勝負にも勝利するなど、デュエルの強さを発揮も、自身のフィードから先制点を献上。

15 明本考浩 5.5(HT OUT)
左SBで粘り強い守備を披露し、対峙したディナ・エビンベとのデュエルは見応えがあった。攻撃面ではなかなか持ち味を出せず。

20 知念哲矢 6
ショルツの代わりにCBで出場。イカルディの動き出しに上手く対応するなど、個人の出来としては悪くなかった。

MF
3 伊藤敦樹 6(HT OUT)

二度エムバペに振り切られたシーンもあったが、ボール奪取と攻め上がりで貢献。5分には際どいミドルシュートも。

10 ダヴィド・モーベルグ 6(HT OUT)
ベルナトを抜き去るなど、攻撃では個の力を発揮。2点目のシーンでは、エムバペに翻弄された。

14 関根貴大 6(HT OUT)
41分にディナ・エビンベを振り切ってからのクロスで、その2分後には松尾へのスルーパスで好機を創出した。

19 岩尾 憲 5.5(HT OUT)
中盤でボールを奪い切る守備ができず。攻撃面でも効果的なパスを供給できなかった。

FW
8 小泉佳穂 6.5(HT OUT)

41分のボレーはGKナバスに阻まれるも、下がってボールを引き出し、ワンタッチパスやヒールパスで攻撃のアクセントに。前線からのプレスも光った。

11 松尾佑介 6(HT OUT)
活動量が豊富で動き自体も良かったが、立ち上がりのビッグチャンス、32分の至近距離でのシュートを決めきれず。

【動画】圧巻の突破からニアをぶち抜いたエムバペの衝撃弾!

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