浦和GK西川周作がエムバペやメッシよりも驚いたパリSGの選手は?「攻撃陣に目がいきがちですけど…」

2022年07月24日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「たしかにエムバペ選手も素晴らしかったし…」

前半のみの出場で、2ゴールを許した西川。(C)SOCCER DIGEST

 パリ・サンジェルマンは7月23日、『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』の2戦目で浦和レッズと対戦。3-0と快勝を収めた。

 16分にパブロ・サラビアの強烈なミドルで先制すると、35分にはキリアン・エムバペが鋭い突破からGK西川周作のニアサイドぶち抜く強烈なシュートで、追加点を奪う。75分にも、途中出場のアルノー・カリムエンドが3点目を挙げて締めくくった。

 試合後、前半のみの出場で2失点を喫した西川は、「クオリティの差を痛感させられた。肌感覚で全員が悔しい気持ちを感じることができたのが収穫」とこの一戦を振り返った。

 パリSGの攻撃については「(シュートが)必ずコースに来る」と印象を語り、エムバペに決められた2点目については、「手が届かないようなところをあえて狙ってきているシュートだと思った。そういう違いみたいなものを45分間で感じた」とコメントした。

【動画】名手・西川がニアをぶち抜かれたエムバペの鮮烈弾!
 ただ、そのエムバペ以上に、驚いた選手がいたという。本職はアンカーながら、この試合では3バックの中央を担ったポルトガル代表のダニーロ・ペレイラだ。

「15番のダニーロ選手のカバーリングの広さは凄かった。攻撃陣に目がいきがちなんですけど。たしかにエムバペ選手も素晴らしかったし、速くて異次元な部分もあって、みんな驚いたと思いますけど」

 36歳の守護神は、「行った(抜けた)かなと思ってもすぐ追いつくし、身体をぶつけてくる。ああいうセンターバックがいると、前線の選手もあまり守備をしなくても、前にパワーを使えるのかなという印象です」と続けている。

 こんな壁のような選手が目の前にいたら心強い――。GK目線での見立てだったのかもしれない。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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