７月22日、ジャパンツアーで来日中のパリ・サンジェルマンが、翌日の浦和レッズ戦へ向けて、試合前日トレーニングを行なった。

　全体練習の開始前に、黙々とコンディション調整を行なっていたのが、レアンドロ・パレデスだ。

　20日の川崎戦を筋肉系の故障で欠場していたこのアルゼンチン代表MFは、ステップワークやボールを使ってタッチの感触を確かめるなどの基本動作を繰り返していた。

　19時からの全体練習にはパレデスの他に、足の痛みで大事を取って川崎戦を欠場したマルコ・ヴェッラッティも姿を見せた。
 

　フィールドプレーヤーとGK組に分かれてトレーニングがスタート。報道陣には冒頭15分が公開された。フィールドプレーヤーは円陣を組んで動的ストレッチや鬼ごっこで身体をほぐした。

　その鬼ごっこの場面では、ルールを把握できていないアブドゥ・ディアロが、鬼になっても呆然と立ち尽くしている姿を見て周りの選手たちが大爆笑するなど、終始笑いが絶えなかった。

　ここで15分が経過し、トレーニングは非公開となったが、川崎戦に揃って先発出場したキリアン・エムバペ、リオネル・メッシ、ネイマールの３人も状態は良さそうで、２戦連続のスタメン起用もあり得るだろう。

　その他の選手たちと同様に、欠場したパレデスとヴェッラッティも浦和戦で先発できるコンディションにあると感じられた。

　パリSGは、明日７月23日（土）の19時から埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦する。

取材・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部