【ACL展望】準々決勝・第2戦 G大阪×全北現代|エースの宇佐美が不在。攻撃に不安を抱えるなか、「先制点の行方」が最大のポイント

2015年09月16日 サッカーダイジェスト編集部

宇佐美が出場停止、大森が全治2週間の怪我。システム、攻撃陣の組み合わせは?

第1戦では攻撃のアクセントとなっていた倉田。宇佐美が出場停止の第2戦では、攻撃のキーマンに挙げられる。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグは9月16日、準々決勝の第2戦が行なわれる。全北現代(韓国)と対戦するG大阪は、第1戦をアウェーで0-0とスコアレスドローで終えた。第2戦での勝機はどこにあるのか。決戦に向けた最新情報とゲームのポイントを伝える。
 
ガンバ大阪
【第2戦日程】
G大阪×全北現代
9月16日/19:00/万博
【第1戦成績】
全北現代 0-0 G大阪
得点者/全=なし G=なし
 
ポイント1)
第2戦を前にしてのチーム状況は?
 
 直近の第2ステージ10節は、6連勝中の鹿島を2-1で撃破しており、チーム状態は悪くない。また、第2戦をホームで迎えられるのも好材料で、個々のコンディションに問題はなさそうだ。
 
 第1戦で不在だった今野(累積警告)と米倉が先発予定なのも心強い。累積警告の宇佐美、負傷中の大森を除き、ベストメンバーで全北現代を迎え撃つ。
 
ポイント2)
怪我人、出場停止などの懸念材料は?
 
 第1戦で警告を受けた宇佐美は、第2戦が出場停止となっており、エースの不在は大きな打撃だ。また、9月6日のナビスコカップ・名古屋戦で大森が左膝内側側副靭帯損傷の怪我を負い、全治2週間と不在の状態。主力ふたりが欠場するだけに、システム(4-4-2か4-2-3-1)や攻撃陣の組み合わせを含めて、指揮官は頭を悩ませそうだ。

次ページ今野の“回収力”が中盤の攻防における鍵に。

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