パリSGがメッシ&カリミュエンドの2発でJ1王者撃破! 川崎は山村のヘディング弾で終盤に1点を返すも…

2022年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎は再三決定機を決め切れず

先制ゴールを挙げたメッシ。(C)SOCCER DIGEST

 パリ・サンジェルマンは7月20日、『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』の初戦で川崎フロンターレと対戦し、2-1の勝利を収めた。

 欧州屈指のビッグクラブ、パリSGはキリアン・エムバペ、ネイマール、リオネル・メッシらが先発。対するJ1王者の川崎は、チャナティップ、家長昭博、レアンドロ・ダミアンらに加え、怪我によりチームを長期離脱していたジェジエウが久しぶりに先発復帰を果たした。

 立ち上がりから主導権を握ったのはパリSG。自陣からしっかりと繋いでビルドアップすると、メッシが中盤で積極的に受け、鋭いラストパスで好機を創出する。

 川崎は押し込まれる展開のなか、粘り強く守ると、カウンターからチャンスを得る。17分、遠野大弥からのスルーパスに抜け出し、GKとの1対1を迎えたマルシーニョのシュートは枠を捉えられず。20分の家長昭博のミドルはジャンルイジ・ドンナルンマにキャッチされる。

 そして33分、パリSGがついに先制する。ペナルティエリア左からエムバペがクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールをアシュラフ・ハキミが収め、その落としにメッシが反応。右足で放ったグラウンダーのシュートがゴール左隅に吸い込まれた。
 

 1点のビハインドを負った川崎は後半からL・ダミアンに代えて知念慶を投入。すると49分、知念が自らの持ち上がりから、ペナルティエリア内でシュートを放つも、ボールは大きく枠の上に外れる。再三決定機を得るもなかなか決め切れない時間が続く。

 するとパリSGは58分、テンポ良くパスをつないでアタッキングサードに進入すると、メッシのスルーパスに反応したファン・ベルナトが、ペナルティエリア左からグラウンダーのクロスを供給。これにゴール前へ飛び込んだアルノー・カリミュエンドが右足で合わせて追加点を奪う。

 川崎は終盤に猛攻を仕掛けると、84分にCKの流れから山村和也がヘディングで1点を返す。しかし最後まで追いつくことはできず、試合はこのまま終了。1点のリードを守り切ったパリSGが勝利を収めた。

 日本ツアーの初戦を白星で飾ったパリSG。次戦は23日に埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦。25日にはパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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